第5日目
夜、雷鳴が家に鳴り響き、集中豪雨が降った翌朝の今日、早朝に目が覚めた。カンボジア全土に硫黄色の空が広がり、闇の中のやぶのような圧迫感のある雲が浮かんでいた。私は雷で目が覚めたのではなかった。腰に鈍い痛みを感じたからだ。雨でじめじめした天気が続くと関節が炎症を起こすことは知られている。今朝4時に感じたことは、腰が痛いということだけだった。
私は我慢せずに炎症止めの薬を使うことにした。薬は薬箱にあったので、これで1日1ドルの誓いに反したことになりませんように。私は想像してみた。年老いてから、雨の降る夜空の下、薬を買うこともできずに痛む腰で歩き続けることを。さぞかし痛みがひどいことだろう。
世界はすべての人を平等に扱っていない。「万人は平等である」そう言うけれど、それはどこで生まれたかによるわ。途上国で貧しい家庭に生まれたら、平等の機会を得るなんてできない。
インドでDalitは差別を受ける。”Dalit”はインドの最貧困層に属する人々が自ら使う呼び名である。彼らはカンディが名づけた「神の子」という意味の「Harijen」を拒否した。Dalitは単に「虐げられている者」を意味する。不平等な差別が貧困を生む。貧困の現実は、短く過酷な生活で、十分な食べ物はなく、きれいな水は全く手に入らず、雨の日に老いゆく関節の痛みを和らげることもできないまま、細々とした毎日の苦しみに耐えるというもの。
朝食は炒めたトマト。昼食には麺と簡単な野菜炒めを食べた。今夜は食事の招待がなかった!