
| 解剖の講義中 |
川で洗濯(下は拡大図) |
●1月29日 アフリカンタイム
研修会2日目、開始予定時刻は8時30分。しかし会場に行ったものの、誰もいないどころか、扉さえも閉まっていました。これぞ「アフリカンタイム」……。予定表に書かれている時刻はあくまでも予定であって、その時刻通りに物事が進むことは少ないようです。中には時間に正確な人もいますが、その人も他の人が時間通りに来ず、待ちぼうけになり損をすることがわかっているので、結局みんなに合わせて遅れてやってきます。この「アフリカンタイム」、腹も立ちますが、けっこう楽だったりもします。自分が約束の時間に遅れたときには、「アフリカにいるのだから、私もアフリカンタイムを採用しています」と言い訳できるので(笑)。
何もせずに待っているのも暇なので、同僚と共にポートロコの町の散策に出かけました。既に通勤・通学の人の姿もなくなり、町は閑散としていました。女性たちが家の掃除をしたり、川で洗濯をしていたり。
9時30分、会場に戻ると参加者が集まり始めたところで、9時45分ようやく2日目スタートです。予定より1時間45分遅れての開始、まだましなほうでしょうか??
●1月30日 研修の楽しみ
| お気に入りの朝食 |
研修会3日目、最終日です。理解の難しい現地語の波にもまれ、時にコメントを求められ、しどろもどろで答え……。そんな中で私の支えとなったのは(ちょっと表現がオーバーですが)、研修会で出される食べ物でした。3日間毎日、朝食、昼食が提供され、シエラレオネの人はこういうものを食べているのかと、新しい発見の毎日でした。私のお気に入りは朝ごはんです。丸いコッペパンのようなパンに、揚げたプランテーン(バナナに似ています)、シーチキンのようなもの、玉ねぎのスライス、唐辛子をすりつぶしてペースト状になったようなものがはさまっています。プランテーンの甘さとシーチキンの塩気と唐辛子ペーストの辛さが、何とも言えないおいしさを作りだしていました。これに牛乳に砂糖とココア(?)を加えた少し茶色がかった温かい飲み物と合わせていただきます。昼食は、白米に野菜のシチュー(モロヘイヤ、キャッサバの葉、芋の葉など)をかけて食べます。シエラレオネの人は、米飯が大好きで、米を食べないとご飯を食べたとは言えないそうです。
| 昼食。これはモロヘイヤのシチューです |
私が以前住んでいたガーナでは、米好きの人は少なく、トウモロコシの粉を練ったものや、ヤム芋、キャッサバなどを主食にしており、ガーナで同様の研修会で毎日米を使った食事が提供されると主催者に文句が出るほどでした。同じ西アフリカにある2つの国ですが、「米 VS トウモロコシ・芋」。興味深いです。
| 仕事場。左端に見えるのが私の机です |
●2月2日 マイデスク
地方出張を終え、久々の首都フリータウンでの出勤です。ようやく今回のインターンシップでお世話になる直属の上司とゆっくり話をすることができ、今後の予定を確認しました。そして彼はどこからか、私専用の机を運んできてくれました。私の机が加わったことで狭い部屋がさらに狭くなり申し訳ない気分ですが、自分の居場所を作ってくれたことが大変嬉しく、とても居心地が良くなりました。
ここシエラレオネでは地方はおろか、首都でも電力供給が不安定であり、基本的には電気がない状態が普通です。そのためある程度大きな会社・組織であったり、飲食店などでは各施設で巨大なジェネレーター(発電器)を保有し、それによって電力を得ています。CAREシエラレオネでも、8時から17時までのオフィスアワーではジェネレーターが毎日、稼働しています。職員がいなくなった19時、20時頃になると、何の合図もなくジェネレーターが停止し、突然、部屋が真っ暗になります。ここシエラレオネでは、日本のような残業は無理ということですね(笑)。
| 巨大なジェネレーター |
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