生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。

DRC

コンゴ民主共和国

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写真提供:ケア/チ゜ム・フレッチャ

(C)CARE/Tim Freccia

首都
キンシャサ
面積
234.5万平方キロメートル
人口
6120万人 *1
主要構成民族
バンツー系、ナイル系など
宗教
キリスト教、イスラム教、伝統宗教など
主要農産物・工業製品
銅、コバルト、石油、パーム油、綿花ほか
成人識字率
男性81%、女性54% *2
平均寿命
男性43.5歳、女性45.6歳 *3
HIV感染率(15~49歳)
男性2.6%、女性3.9%(日本は男女ともに0.1%以下) *4
乳児死亡率(1000人あたり)
113人(日本は3人) *5
 
*1~5 UNFPA(2007年)

コンゴ民主共和国(旧名ザイール共和国、以下コンゴ)は、周囲をルワンダ、スーダン、プルンジなど9カ国に囲まれたアフリカ中部の国です。アフリカ大陸で3番目に広い国土を持つコンゴは、赤道直下に位置し、全国土の約60%が熱帯雨林に覆われており、また、銅やダイヤモンド、石油などの天然資源に恵まれています。

1960年、ベルギーから独立したコンゴでは、1965年のクーデターによってモブツ政権が成立、同国は約30年間にわたって独裁政権下に置かれました。この間、経済状態は悪化し、国民の政府に対する不満は高まっていきました。1997年、反政府組織が隣国のルワンダとウガンダの支援を受け、首都キンシャサを制圧、モブツ政権は崩壊しましたが、翌年の1998年、政府軍と反政府勢力との対立に、コンゴが有する豊富な鉱物資源に目をつけたアンゴラやジンバブエ、ナミビアなどの周辺国が加わり、国際紛争にまで発展しました。2003年、紛争は終結、暫定政府が成立し、2006年には正式政府が発足したものの、政府軍と反政府軍との間での戦闘は絶えず、政情は依然として不安定です。

コンゴが抱える問題

90年代から続いた紛争により国内経済は病弊し、現在も国民の80%以上が1日1ドル以下の生活をしていると言われており、食糧不足が深刻です。社会インフラも荒廃し、保健医療体制は整備されていず、特に乳幼児の健康改善は緊急の課題となっています。教育面においても、教育内容の質および教育設備ともに劣悪で、教師や教材も不足しています。国家の予算不足から公立学校の経費も生徒の保護者の負担に依存しており、国民の大半が1日1ドル以下の厳しい生活を送る中、教育にあてる費用を確保するのは難しく、義務教育の就学率は極めて低い状況です。また、10年間にわたる紛争により400万人以上もの犠牲者を出しただけでなく、多くの難民・避難民を生み出しました。さらに、女性や少女はレイプ・虐待などの激しい暴力を受けており、また民兵組織により子どもが戦闘への参加を強いられるなど、女性や子どもが紛争の犠牲となっています。

CAREのコンゴにおける活動

1998年から2002年までの4年間、CAREはコンゴでの活動を一時停止していましたが、2002年1月に活動を再開しました。

CAREが特に力を入れているのが、長年に渡る紛争の影響を受けた人々の支援です。質の高い教育へのアクセス向上、きれいな水や公衆衛生へのアクセス確保、食糧やシェルターの提供などに取り組んできました。また、兵士として働かされた子どもたちのケアにも重点を置いています。紛争中には、何千人もの子どもたちが拉致され、兵士として働くことを強要されました。たとえ住んでいたコミュニティに戻ることができたとしても、トラウマを抱え続け、新しい生活に慣れることが困難な状況です。CAREは、兵士として働いた子どもたちが家族の元に戻り、社会復帰できるよう、サポートしています。

2008年に北キブ州において激化した戦闘に際しては、CAREは約2500世帯に対して救援物資を配布するとともに、医療支援団体Merlinと連携して、ゴマ市においてコレラ治療を行うセンターを運営しています。また紛争において女性が暴力の犠牲になっていることから、CAREは、コンゴにおいてジェンダーの専門家を駐在させており、暴力にさらされている女性たちが、食糧やシェルターといった基本的な救援物資のみでなく、カウンセリングや医療サービスを確実に受けられるよう支援を行っています。

また、緊急のニーズを満たすための支援のみでなく、コンゴにおける再建と開発のための長期的視野に立ち、保健・栄養、収入向上、環境保全、グッドガバナンスなどの分野でプロジェクトを実施しています。

関連情報

CARE in Africa -DRC(英語)

ニュースリリース

コンゴ・リポート「戦争時に見えない傷」(2008/11/24)

コンゴにおいて、さらに何万人もの女性や少女がレイプや暴力の危機にさらされていると警告(2008/11/6)

ゴマにおいて、緊急に支援を必要としている家庭に救援物資を配布、コレラの治療を実施(2008/11/3)

スペシャル・リポート


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