生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。

Tajikistan

タジキスタン

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©2004 Julia Griner/CARE

首都
ドゥシャンベ
面積
14万3,100平方キロメートル
人口
670万人 *1
主要構成民族
タジク人、ウズベク人、ロシア人など
宗教
イスラム教
主要農産物・工業製品
綿花、アルミニウム
成人識字率
男性100%、女性99% *2
平均寿命
男性61.6歳、女性67歳 *3
HIV感染率(15~49歳)
男性0.3%、女性0.1%以下 *4
乳児死亡率(1000人あたり)
86人(日本は3人) *5
 
*1-5 UNFPA(2007年)

タジキスタン共和国(以下、タジキスタン)は、周囲をキルギス、ウズベキスタン、中国、アフガニスタンに囲まれた中央アジアの内陸国です。国土の約半分が標高3000m以上に位置しており、国の大半が山岳地帯です。大陸性気候に属し、平野部では夏は暑く乾燥しますが、冬には零度近くまで下がります。山岳地帯では1年を通してかなり気温が低く、冬は極寒となります。国民の半数以上がタジク人で、公用語はタジク語ですが、ロシア語も広く使われています。

1991年のソ連崩壊にともない、独立を宣言しましたが、直後に内戦状態に入りました。1992年から5年間に及ぶ内戦は、GDPの約60%もの莫大な損失と約6万人もの犠牲者を生みました。

タジキスタンの貧困

2000年から2006年にかけて、タジキスタン経済は平均成長率8%という高い成長率を達成しました。しかし、依然として旧ソ連諸国の中で最も貧しい国であり、人口の半数以上が慢性的な食糧不足に苦しんでおり、失業率も高い状況です。

また、気候変動の農業への影響が懸念されています。温暖化により氷河が解ける速さが速くなり、また降雨パターンが変化していることから、標高が低い地域の村では、しばしば土砂崩れなどの被害に苦しんでいます。また、低地では雪が増え、冬が長くなっています。

タジキスタンは、耕作地が少ない一方で、綿花栽培を中心とする農業に依存しており、労働人口の約60%が農業に従事しています。また、長い年月における広範囲な森林伐採などにより、土地の侵食や雪崩が悪化しています2008年2月には、過去30年間で最も厳しい冬とエネルギー危機に直面し、食糧難に陥りました。

CAREのタジキスタンにおける活動

CAREは、1994年からタジキスタンにおいて活動を行っており、食糧の確保、災害軽減、基本的な保健およびリプロダクティブ・ヘルス、水と衛生、教育、農業、生計の保障、小規模な所得創出のための活動などさまざまなプロジェクトを実施してきました。

気候変動の問題に対しては、住民の気候変動に対する適応能力を強化するための活動を行っています。これまでの活動では、保存食品の作り方についてのトレーニングの実施や寒い気候で野菜を育てるための道具の配布を行いました。また、住民が現地で手に入る材料を使って家の断熱やエネルギーの効率的利用に役立てる方法を習得できるよう、サポートしています。タジキスタンでは、多くの男性がロシアに出稼ぎに行っているため、女性が家庭を支えている場合が多くあり、また、複数の妻を持つ男性が増え、男性がほかの家族を支えてしまうことで最初の妻が経済的に苦しくなるといった現状があります。CAREではこういった背景をふまえて、最も気候変動の影響を受けやすい女性に対する支援を重点的に行っています。

ニュースリリース

CARE、タジキスタンの危機的状況にある児童養護施設に食糧と石炭を配布(2008年2月12日)


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