生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。

Sudan

スーダン

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写真提供:平成16年 ケア/イヴリン・ホチュクステイン

©2004 CARE/Evelyn Hockstein

首都
ハルツーム
面積
250万平方キロメートル
人口
約3,780万人 *1
主要構成民族
アラブ系、アフリカ系など
宗教
イスラム教、キリスト教、伝統宗教
主要農産物・工業製品
農業、林業ほか
成人識字率
男性71%、女性52% *2
平均寿命
男性55.6歳、女性58.2歳 *3
HIV感染率(15~49歳)
男性1.4%、女性1.8%(日本は男女ともに0.1%以下) *4
乳児死亡率(1000人あたり)
66人(日本は3人) *5
 
*1~5 UNFPA(2007年)

スーダン共和国(以下スーダン)は、アフリカ大陸北東部に位置し、アフリカ大陸最大の面積をもつ国です。白ナイルと青ナイルという二つのナイル河が流れ、首都のハルツームで合流します。北部にはヌビア砂漠、中部には草原が広がり、南部は湿原と熱帯雨林の沼沢・森林地域という多様な自然を有する国です。大きく分けると、北部は砂漠性の乾燥気候、南部は多湿な熱帯気候で、気候条件は厳しく、年間の平均気温は約30度です。北部の砂漠地帯は降雨量が少ないですが、南部では雨季に洪水に見舞われる地域もあります。アラビア語が公用語になっています。

スーダンでは、アラブ系住民が多くイスラム教徒が大半を占める北部と、キリスト教徒や伝統宗教を信仰する非アラブ系住民が多い南部との対立が続いていましたが、2005年に南北間で和平合意が成立、20年以上に及ぶ内戦は終結しました。しかし、スーダン西部のダルフール地域においては、2003年に反政府勢力の反乱をきっかけとして紛争が激化、現在に至っています。この紛争は新たに200万人の国内避難民と20万人の難民を生み出すと同時に、住民や特に女性に対するアラブ系民兵組織による暴力行為が継続して行われ、人権侵害が問題となっています。

ダルフール問題

ダルフールの紛争により殺害された人々の数は数十万人に上り、現在までに200万人以上の難民・国内避難民が生じています。多くの人々が首都ハルツームなどの大都市や隣国チャドの国境付近に逃れ、避難生活を送っています。このような人口の急増はハルツームの都市などに数々の困難な問題を引き起こしています。難民キャンプでは、食糧、水と衛生、プライマリーヘルスケア、住居など生きるために最低限必要とされるものやサービスへのアクセスが不足しています。栄養や健康面で危険な状態にあるのは、大半が女性と子どもです。また、人口増加により地域の資源は圧迫され、難民と地域住民との衝突が生じることもあります。チャド国境付近は治安状況も悪く、越境してきた民兵による襲撃や女性に対する暴行が後を絶たず、避難生活は厳しいものになっています。

CAREのスーダンにおける活動

CAREのスーダンにおける活動は1979年に始まりました。当初は、スーダン東部において主に水の供給や森林保全などの分野で活動を行い、エリトリアから戦禍を逃れて流れ込んできた多くの難民の支援にあたりました。1983~84年の飢饉を受け、CAREの活動の焦点は、スーダン中央部のコルドファン地域に移りました。

北コルドファン州は、環境・経済・政治的要因が組み合わさって引き起こされた複雑な緊急事態に直面しています。半乾燥地帯で、頻発する干ばつと砂漠化の拡大により130万人と推定される人口が慢性的で深刻な食糧不足にさらされています。CAREは、干ばつ被災者の健康の回復に向けて、飲料水、食糧、プライマリーヘルスケアの供給不足を改善するための支援を行っています。また、「北コルドファン食糧情報システム」を構築し、食糧安全保障に必要な情報の収集・査定、それに基づいた効果的な活動の実施と評価、さらに関連団体への情報普及を通して、食糧危機に対する迅速な対応を試みています。

ダルフール問題に対しては、CAREはダルフール国内とチャドの難民キャンプを運営し、食糧、調理器具、毛布などの配布を行うほか、水と衛生・健康面での教育やヘルスサービスを提供しています。また、村に帰還した人々がよりよい方法で農業を行ったり、貯蓄貸付組合などにアクセスしたり、基本的な技術を身につけるためのトレーニングを受けることを通して収入を増やすことができるよう支援しています。さらに、誘拐され家族と離れ離れになった子ども、性暴力の被害者、肉親や配偶者が暴力を受けるのを目撃した人々などに対する心のケアも行っています。また、避難民を受け入れるコミュニティに対する支援も実施しています。

関連情報

CARE in Africa -Sudan(英語)

ニュースリリース

武装解除から4年、スーダン南部では(2009年1月23日)

スーダン大統領の逮捕状請求に対するケア・スーダンの声明(2008年7月15日)

CARE、スーダンにおける洪水の被災者に救援物資を配布(2007年7月24日)

CAREの難民支援に対する取り組み(2007年6月20日)

スペシャル・リポート


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