生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
東日本大震災ブログ

高齢者向け、行政の配食サービスが再開されました(山田町)

[ 2012.6.13 ]

山田町の社会福祉協議会では、震災前から地域の社会福祉事業の一環として行政からの委託を受け、20年にわたって独居高齢者世帯などを対象とした配食サービスを実施していました。震災の影響でサービスはストップを余儀なくされていましたが、1年以上を経てようやく再開の目途が立ち、この6月4日から、社会福祉協議会「支え愛センター」のスタッフにより、配達が開始されました。
配食サービスの再開にあたっては、CAREもお弁当箱と配達用の保温バッグを提供させていただいており、昨日はお弁当の配達にも同行させていただきました。

弁当箱納品.JPG

5月30日、お弁当箱70個が到着しました。

弁当箱.JPG









お弁当の配達先は現在48軒。皆、震災前からサービスを利用されていた方々です。サービスの再開が決まり、「支え愛センター」のスタッフが手分けして連絡を取った時は、電話口の向こうから大喜びの声が聞こえてきたそうです。
お弁当を作っているのは、地元の社会福祉団体「親和会」が運営する給食センターです。一食500円で、専属の栄養士さんにより栄養バランスの整ったメニューが考えられています。出来上がったお弁当を「支え愛センター」のスタッフが受け取りに行き、一戸建て、仮設住宅と、サービス利用者のお宅を一軒ずつ回って直接、手渡しします。各戸、週に1度の宅配に翌日の弁当箱回収と、都合週2回の訪問です。

今回、同行させていただいた配達先は7軒でした。届けに行った先では、ただお弁当を渡すだけでなく、スタッフと利用者のみなさんそれぞれの間で会話の時間が持たれていました。生活の中で困ったことは無いか、健康状態に変わったことは無いか、何気ない会話が地域高齢者の"見守り"にしっかり繋がっていることが伺えました。そして何より印象的だったのは、やはり利用者の皆さんの嬉しそうな笑顔でした。
「お弁当は美味しいし、こうして話しをするのも楽しくて、来てくれるのが楽しみなんです」(利用者談)
大きな災害を体験した地域だからこそ特に、人と顔を合わせ、声を掛け合い、互いの様子を見合うことが、これまで以上に大きな安心感をもたらすところもあると思います。その意味でも、再開した配食サービスの取り組みは、単なるサービス提供にとどまらず、心のケアであり、地域の「絆」形成の一部をしっかり担っていると感じられました。

宅配1.JPG

「今日のおかずは豚肉の味噌炒めと...」
先ずは中身の丁寧な説明から。

宅配2.JPG

「毎日来てくれてもいい!」息子さん、娘さんも独立され、
現在広いご自宅で一人住まいです。
(向かって左が配食スタッフさん。優しい笑顔です。)











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Tel: 03-5950-1335 広報担当

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