生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
東日本大震災ブログ

児童館の施設整備を行いました(釜石市)

[ 2012.5.31 ]

震災前、釜石市には社会福祉協議会を母体とした6つの児童館がありました。今回の震災で3館が流失、1館が施設利用不能の状態となり、そのうち1館が閉館して、現在は合計5つの児童館となって運営されています。この度CAREでは、被災した3つの児童館の施設整備支援を行いました。

唐丹(とうに)児童館は、唐丹湾に面した高台にある旧児童館の建物に引っ越しました。この児童館とは、今年2月に保育組の卒園旅行実施を支援した時からのお付き合いです。新年度になって園児の数は18人から13人になりました。人数は減りましたが、子どもたちは相変わらずパワー全開でとても元気です。
同館には、次第に増えていく備品やイベントなどに使う道具を仕舞うためのプレハブ物置を設置しました。

作業手伝い.jpg

CAREスタッフも資材運びのお手伝い。

夜作業.JPG

地面にはびこる竹の根に阻まれて、設置作業は
夜まで続きました。業者の皆様、有難うございました。











鵜住居(うのすまい)児童館は、震災以降、およそ15km離れた別の地区で企業の一室を間借りしていましたが、今年3月、ようやく待望の仮設児童館が完成しました。小学1年生から6年生まで、41人の児童がここで放課後の時間を過ごしています。新しい児童館は、津波で壊滅的な被害を受けた旧所在地から少し山側に入った場所で、仮設小学校に隣接して建てられています。仮設館を建設するにあたっては、児童館スタッフの方も設計段階から加わられ、子どもたちが安全に過ごしやすく、運営もし易いよう、細部まで相談しながら時間をかけて造られたと聞きました。そのお話し通り、仮設ながら随所に細かい配慮が行き届いた施設に仕上がっています。しかしスペースはどうしても限られてしまうため、収納場所が足りないとのこと。こちらの館にも、唐丹と同じプレハブ物置を提供しました。
鵜住居児童館1.JPG

プレハブ物置、完成です!

鵜住居児童館2.JPG

子どもたちも早速、興味津々。










3つ目の小佐野(こさの)児童館は、90人を超す小学生を預かる大所帯の学童保育施設です。震災前は、小学校の建物内に場所が設けられていました。建物自体は倒壊せずに残りましたが、壁に亀裂が入り、耐震性の危惧から継続利用不可と判断されたため、現在は校庭に細長いプレハブ仮児童館が建てられています。プレハブが建ったのは去年の8月と、比較的早い時期でした。それまでは児童たちは2班に分かれ、片道20分もかけて、無事だった別の児童館まで通っていたそうです。そのため仮設児童館が出来た時は、プレハブながら、「自分たちの児童館ができた」と子どもたちも大喜びだったと聞きました。以降、季節の移り変わりと共に出てくる問題に次々対処しながら、運営が続けられています。今回CAREに依頼されたのは、入り口にある風除室のサッシ取り付けでした。この地域の厳しい寒さや雨風に、風除室は必需品です。これで日々の快適さが増してくれることを願います。
児童館風除室.JPG

これでもう、靴を脱ぎ履きする時に
雨に濡れることはありません。










小佐野児童館の壁には、子どもたちが描いた絵がたくさん貼ってありました。「新しい児童館はこんなふうにしたい」という夢の児童館や、そこにいる自分たちの姿が描かれていると聞きました。その自由な発想と夢の広がりを見ていると、子どもたちが不安なく、伸びやかに活き活きとしていられるよう、その未来を大切に慈しんでいけるようでありたいと心から思わされます。

子どもの画1.JPG

遊園地がある児童館、素敵なカフェがある児童館。
夢の児童館はどれも、とても楽しそうです。

子どもの画up.JPG

「レスキュー隊員になって、津波から児童館を
守る」んだそうです。











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Tel: 03-5950-1335 広報担当

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