生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
東日本大震災ブログ

吉里吉里小学校の運動会に行ってきました(大槌町)

[ 2011.10. 1 ]

10月1日、気持ちの良い秋晴れの空の下、吉里吉里小学校で運動会が行われました。例年は5月に実施されていますが、今年は時期を変え、地区の運動会も兼ねての開催です。CAREは、同校にまだ、校舎を無くした地区内の3つの小学校が間借りしていたころ、吉里吉里小学校と大槌北小学校、大槌小学校の3校にマーチングバンド用の楽器や小物を贈ったことから、この日、運動会にご招待いただきました。

「今日は親戚みんなで朝の4時からお弁当を作ったの。一緒に食べてって。」
「うちの孫、徒競走で一等賞とったんですよ。たまには家から出るのも大事ね。」
「今日のためにじいちゃんもばあちゃんも皆一緒になって盛り上げてきたんだ。家を流されて家族を亡くして弱気にもなるけど、こうして子供の運動会を楽しく応援してると一時、忘れられる。みんなで子供を見守って応援して、子供を中心にした絆は大事だね。」
漁師町の学校らしく色鮮やかな大漁旗で飾られたグラウンドでは、応援に集まってきた地域の方たちが皆さん笑顔で、口々に話しかけてこられました。そして今年の応援席の中には、震災で遠くに転校しなければならなくなった友達や、9月まで同じ校舎で勉強していた他校の友達の顔も見えました。

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「震災でばらばらになった皆が一緒になれた。」
グラウンドにゴザを敷きつめて、大声で応援。

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お弁当の後はいよいよマーチングバンドの登場です。運動会での演奏は、毎年、卒業した先輩たちも見に来るのが通例となっているらしく、現役の部員にとっては力の入る見せ場になります。この日の曲目は3曲。控室で緊張の面持ちを見せていた43人の部員たちは、グラウンドいっぱいに、堂々とした素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
「今年は練習する時間もあまりなかったけど、みなさん本当に良くがんばりました。今日の演奏には100点満点をあげたいと思います。」
まだ小学生でありながら凄惨な体験を乗り越えてきた生徒たちを、間近で見守って来られた顧問の武田先生は、本番終了後、涙をぬぐいながら部員にねぎらいの言葉をかけていらっしゃいました。

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マーチングバンド部員の中には、この日の本番に参加するため転校を遅らせた生徒さんもいたそうです。そして運動会をさかいに、部活動の中心は6年生から5年生に引き継がれます。


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