生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
東日本大震災ブログ

町のケーキ屋さんが再開しました(山田町)

[ 2011.10.28 ]

周囲一帯、津波で流された家屋の残骸だけが広がる被災地の一角に、ピンク色の外観の小さなケーキ屋さんができました。荒廃した景色にほんの一刷け、優しい色彩が入っただけで、何だかほっとするような空間になりました。
オープンしたのは、地元で人気の洋菓子店「かわさい」です。震災後は一時、大型テントで作られた仮設商店街に売り場を設けて営業していましたが、ようやく新店舗を構えて本格的な再始動です。CAREも店のオープンに際し、ショーケース1台を贈って応援しました。
お店をのぞくとお客さんがひっきりなしにいらっしゃいます。オープンから毎日、お昼過ぎには商品があらかた無くなってしまうほどの来客数だと聞きました。その盛況ぶりから、店の再開が地元で待ち望まれていたことがうかがえます。

店頭に並ぶ洋菓子は全て、オーナーの川村幸正さんが一人で、仮設の工房で焼いています。工房の内部には外壁用の資材が貼り付けられ、天井はむき出しのまま。業務用のオーブンや大型冷蔵庫などは安い中古品を探し回り、とにかく有るものからかき集めて、自力でようやく整えたという作業場です。

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オーナーの川村幸正さん(工房にて)

「うちで作るお菓子のコンセプトは"地産地消"。材料はできるだけ地元で調達していきたい。震災前は20種類くらい品数があったが、仕事場や入手できる材料の関係で、今は10種類前後に減っている。これからいろいろな工夫を重ねてラインナップを増やしていきたい。」(川村さん談)
現在は、震災をきかっけに繋がりができたという他県の知人からの注文も相次いで、丸一日、工房に籠もりきりの毎日が続いているという川村さん。山田町発の商品が県外にも広まっていき、滑り出しは好調です。


美味しいお菓子は人の心も和ませてくれます。お菓子を買いに来られる山田町の人たちが、店を出る時みなさん笑顔で、見ているこちらも何だか幸せな気持ちになりました。

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ピンクの外観と赤い旗が目印です。

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生菓子、焼き菓子とラインナップは豊富。










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Tel: 03-5950-1335 広報担当

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