生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
東日本大震災ブログ

「男の居場所」(山田町)

[ 2011.10.29 ]

CAREでは"心のケア"にかかる活動の一環として、山田町社会福祉協議会が主催する仮設住宅でのお茶のみ会、通称「よりあいっこ」の実施を支援しています。「よりあいっこ」では毎回、社会福祉協議会のスタッフさんが趣向を凝らし、踊りや歌、ゲームなど、全員が参加できるプログラムを準備されていて、笑いの絶えない楽しい時間が提供されています。
しかし社会福祉協議会には懸念事項が一つ。それは「よりあいっこ」に男性の顔が少ない、ということでした。
お茶のみ会では男性の足が向きにくい?平日の日中は、男性が外出していることが多いから?
理由はいろいろ考えられましたが、思うことはただ一つ、"男性にも、日頃の疲れと緊張から解放されて楽しくリラックスできるような場所を作れないものか"。
そこで新たに企画されたのが、休日を利用した日曜大工を楽しむ"男性版よりあいっこ"、その名も「男の居場所」です。

CAREも工具の調達に協力し、「男の居場所」が開始したのは10月半ば。仮設団地で順次行われ始めた寄り合いの様子を私たちも覗きに行ってみました。
この日、製作するのは組み立て式の木製ベンチ6台。完成品は仮設団地の共用備品として自由に活用してもらえます。この仮設団地には海の見える小さな広場があり、居住者が共働で小さな畑を作って、野菜やハーブ、花などを植えて楽しんでおられます。ベンチが完成したら畑の脇に置いて、いつでも誰でも一息つきに来られるような、人の集まる憩いのスペースを作るのだと聞きました。参加者は5人と少し少なめでしたが、比較的若い方から年配の方まで年齢層は幅広く、他の仮設団地からわざわざ来られたという方もいらっしゃいました。皆さん工具の扱いは手慣れたもので、心得を持つ年配の方を中心に自然とチームワークが出来上がり、作業は和気あいあいと進められました。

最後は完成したてのベンチに座って缶コーヒーで乾杯。決して区別がある訳ではありませんが、男には男なりのくつろぎ方があるのだ、と、心地良い青空の下で思えるひと時でした。
工具を手にした皆さんの表情は、とても活き活きとして見えました。


ベンチ作りG

同じ仮設の住民同士、共同作業の開始。
(山田町大沢仮設団地)

ベンチ作り工具

作業を通じてコミュニケーションも生まれる。












ベンチ作り完成

ベンチ完成!力作です。
途中で様子を見に来た団地の住民も一緒に。













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本件に関するお問い合わせ先

Tel: 03-5950-1335 広報担当

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