生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
東日本大震災ブログ

「おとな女子会」活動レポート(3)

[ 2012.9. 4 ]

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ローマ字入力の説明に、真剣に耳を傾ける参加者の皆さん。
参加者10名中、8名はパソコンに触るのも初めて。
(大沢仮設団地)

山田町内の2つの仮設団地で立ち上げられた「おとな女子会」が、今年度の活動の一つとして「やさしいパソコン教室」を試験的に開始しました。この試みが、嬉しいことに「おとな女子会」の枠を超え、他の仮設団地にも広がっています。

現在、教室が開催されているのは、大沢仮設団地、織笠仮設団地、豊間根仮設団地の合計3か所。前者2団地ではすでに2回目の講習会が、8~10名の参加者で行われました。前回参加してくださった方の他に、新しい参加者も増え、とても賑やかです。また、今までに仮設団地の集会所、談話室で行われてきた活動と比べると、珍しく男性の参加者が多くみられます。


パソコン教室の主催は、仮設団地をベースに町内の介護・福祉拠点作りを担う「ほっとサポートセンター」、講師を国際NGO「グッドネーバーズ・ジャパン」の高久将一さんにお願いし、CAREは運営補助を担当しています。

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講師の高久さんは教室を明るくしてくださる人気者。
主催者との絶妙な掛け合いは大好評で、講義の時間が
延長することも!

12月までの4か月間、織笠は金曜日、大沢は火曜日、豊間根は土曜日と、それぞれ隔週で行われます。講習料は無料ですが、テキスト代の500円が自己負担となり、完全な受け身ではなく自主性が考慮されています。

講習内容は、パソコンの基礎から覚えたいという多くの要望を汲んで、マウスの使い方・動かし方など基本的な操作方法などが盛り込まれ、初心者の方が「やっぱりできない」と、構えてしまわないよう簡単なゲーム形式の練習ソフトを用いて行われています。Word、Excelの他に、インターネットでの検索方法まで講習内容に含まれています。文字の入力は、ひらがなではなくローマ字を使うという方向が参加者の話し合いで決まり、皆さんの意欲を感じました。

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教室は居宅のような和やかムード。皆さん積極的に前の席に座られ
ます。初心者6名ながら、授業の終わりには描画までできました!
(織笠仮設団地)




教室に集まって来られる面々は、初めてパソコンに触るという方から、家族に教わって少し挑戦してみたものの、挫折しましたという方まで様々です。パソコン教室を開始する当初の目的は、スキルアップというよりも地域のコミュニケーションづくりでしたが、皆さん、パソコンを使えるようになりたいという意識が強く、講習内容をしっかり聞きメモをとり、真剣にパソコンと向き合っています。最初は緊張していた参加者の方々も、講師の先生の気さくな講義のお陰で、次第に笑顔になり笑い声が聞こえるようになりました。

個人差は多少ありますが、ご近所の仲良しさんやご夫婦で参加されている方が多いせいか、わからない事をわからないと言える雰囲気があり、先生に質問したり教え合ったりする環境ができあがってきています。参加者が減ることなく、12月の終了時には集会所、談話室にそれぞれ設置してあるパソコンを、たくさんの方々に使ってもらえるようになればと思います。

ある程度の使い方が分かっていれば、テレビや洗濯機と同じく、とても身近で便利な電化製品です。仮設団地にはネット環境も整っているので、パソコンに興味を持ってくれる方がこの教室を通して増えてくれることを願いたいです。

本件に関するお問い合わせ先

公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
広報担当
〒171-0031 東京都豊島区目白2-2-1 目白カルチャービル5階
Tel: 03-5950-1335 Fax: 03-5950-1375
e-mail:info@careintjp.org

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