〜コミュニティの発展に必要な人材を育てる〜
基本情報
| 期間 |
2004年10月〜2007年9月(3年間) |
| 地域 |
カンボジア王国カンダール州ルックダイク地区 |
| 対象者(数) |
女子教育奨学制度で高校進学の資格を得た奨学生64名(直接対象者)
親、地区奨学制度運営委員会、村人など |
| 関係者 |
教育青年スポーツ省、州教育局、教師など |
| ドナー |
ケア・フレンズ岡山
ケア・フレンズ東京 |
| 事業規模 |
600万円(第1期3年間) |
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事業の背景
カンボジアでは、1970年以来長らく続いた内戦などにより、教育制度が破壊され、現在でも教師、教材、校舎が不足しています。国の優先課題として、政府が2015年までにすべての人に9年間の無償教育を提供することを掲げていますが、実際には学校に通えない子どもたちが多数います。また、小学校高学年になるにつれ女子の中退が増加し、男女の就学率格差が開いていきます。
問題点
女子が学校に通えなくなる最大の原因は、経済的な理由です。無償教育といえども、交通費、昼食費などは貧困家庭にとっては大きな負担となります。また、文化的に特に男子の教育が優先され、女子教育の重要性が認識されない中、女子は学校に行くかわりに家事や家業を手伝わされているのが現状です。さらに、コミュニティに女性教師が不足し、女子生徒のモデルとなる人材が不足していることなども原因になっています。
事業目標
奨学生が、コミュニティの発展に役立つ知識・技能を身につける。
主な活動
〜奨学生たちの成長から、コミュニティへの社会還元を目指した活動〜
| 1) |
奨学生への就学支援
文房具、食費・寄宿費、補習授業費などの教育経費を提供し、経済的に貧困な家庭の負担を軽減します。 |
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| 2) |
コミュニティのジェンダー意識向上
女子教育の重要性を理解し、女子の就学を奨励するために、奨学生自身、親、教師、村人などに対し、ジェンダーの固定概念を変えていくための活動(ジェンダー意識向上ワークショップ)を実施します。 |
| 3) |
地域の支援体制の確立(地区奨学制度運営委員会)
教師との連絡調整、奨学生の学業・出欠のフォロー、寄宿奨学生の生活面での管理など、事業を主導する地区奨学制度運営委員会(地域の教師、女性代表などで構成される)の運営管理能力を高めていきます。 |
| 4) |
コミュニティ発展に必要な知識・技能の習得
将来、奨学生たちがコミュニティに貢献できる人材に成長するために、ファシリテーション技能やジェンダー、環境保全などの、必要な知識・技能の習得・訓練を行います。 |
| 5) |
習得した知識・技能の共有
奨学生たちが習得した知識・技能を、コミュニティの人々と共有し、社会に還元する活動を展開します。 |