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CARE International Japanの活動

ココン州青年男女の能力向上プロジェクト

Literacy & Livelihoods Empowering Adolescents for Development (LEAD)

基本情報

期間 2007年12月〜2008年6月(全体で31カ月を予定)
地域 カンボジア王国 ココン州スマッ・ミンチェイ、ボトゥン・サコー
対象者 青年期の男女1,200名
関係者 カンボジア王国 教育青年スポーツ省、州及び地区教育局、女性省、保健省、地方政府関係者、コミューン評議会
ドナー 外務省(NGO連携無償)、ケア・フレンズ東京、ケア・フレンズ岡山、ケア・フレンズ札幌
事業規模 約6.000万円

事業の背景

ココン州は、カンボジア国西南沿岸部タイ王国に近く、首都プノンペンから約210km離れたところにあり、カンボジアの中でも特に厳しい貧困に直面しています。僻地に位置するため、政府からの教育への投資は少なく、多くの青少年(特に女子)は生計を立てるのに必要なスキルや識字能力が不足しています。また、同地域はカンボジアでHIV/AIDS感染率が二番目に高い地域ですが、予防や感染後の対策が不十分です。カンボジアでは、25歳以下の青少年層が過半数を占めていますが、このような環境の中、開発プロセスに参加し、現状を改善していく知識や能力、また機会が得られない青少年が多い状況です。

問題点

スマッ・ミンチェイ地区は、タイへの交通の要所にあたり、1999年に木材伐採が禁止されるまでは、高収入を得られることを期待した労働者たちの流入が多い地域でした。現在でも、貧困地域からやってくる青少年は少なくありません。しかし、多くの青少年は十分な識字能力がなく、生計をたてる術がありません。特に女子は、人身売買や売春、ドラッグ、HIV/AIDSなどの感染症のリスクにさらされています。

一方、同州のボトゥン・サコー地区は、最近ようやく公道が通った地域で、CAREによるHIV/AIDS感染防止活動以外、NGOによる活動が行われていません。また、政府による唯一の識字教室が運営されているだけで、ココン州の他の地域と比べ、著しく教育環境が劣悪な状況にあります。同地区には、若者の大半(特に貧困家庭の少女)が一切の学校教育を受けたことがない地域もあります。これらの遠隔地域の学校に所属する教員は十分なトレーニングを受けておらず、教育の質は著しく低いため、多くの学校は全くその機能を果たしていないといえます。

事業の目標

貧困層の青少年、特に女子が、識字能力や基礎的な生活知識と能力を習得することにより、自ら危険から身を守ることを覚え、健康を保ち、経済活動に参加することが可能となるようにします。同時に、青年期の男女、コミュニティ、関係者の能力が向上し、組織化がすすむことにより、青年の社会的、経済的参加機会が拡大することを目指します。

青少年の識字・生計・エンパワメント事業
活動の一つとして、家庭内暴力をテーマにロールプレイを行うカンボジア、ココン州の若者たち

主な活動

1)識字プログラム
学校に通うことができなかった青少年、特に12才から24才までの貧困層の女子を対象として、識字教育を実施します。また、識字教育が実施できるよう、地方行政と協力してコミュニティの教員を養成します。

2)ライフスキル・プログラム
基礎的な生活知識・能力の向上のためのさまざまなトレーニングを、青少年を対象に実施します。特に、母子保健とHIV/AIDSや感染症など保健衛生に関する知識を強化します。

3)生計スキル・プログラム
青少年が生計を立てるのに必要な能力の向上を目指し、所得向上のためのワークショップ、ビジネスや技術取得のためのトレーニング、貯蓄やローンに関する知識取得などの活動をコミュニティと共に計画し実施します。

4)青少年−成人意識向上プログラム
コミュニティ、特に青少年の発意によるパイロット・プロジェクトや、啓発のための劇を参加型手法で行うなど、様々なワークショップの計画と実施を通して、コミュニティの人々、青少年に関わる政府関係者等の意識向上を図ります。また、老若男女問わず開発の機会に平等にアクセスできるよう、コミュニティの人々に働きかけます。

すべての活動において、性別による差別なく平等に参加しできるように配慮します。

 
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