近くの高校に、テントと人だかりが見えました。これから運動会でも始まるような雰囲気です。聞くところによると、明日が、レソト福音教会の175周年、ここの地域のパトロング教区の15周年日だそうで、今日から明日にかけてその記念のお祭りが開催されるそうです。
子どもたちは制服を着ていますが、何人かは仮装しています。全身を赤く塗って、上半身裸で、腰蓑を付けています。しかもそれは…高校生ほどの女の子でした!しかも恥ずかしげもなく堂々と!!聞けば、それがレソトの伝統だそうです。伝統ならば尊重しなくてはと、あまり驚きを見せないように、平静を保つように努めました。
途中雨が降ってくると、外にいる人たちは一斉に学校の中に避難しました。でも、スピーチをしている人は、テントの中に入って、しかもテントの人たちに向かって、ひたすら話を続けます。まぁ、マイクがあるから、遠くに避難した人たちにも聞こえるんでしょうけど、雨でも決行!たくましい…というか、結構いい加減です(笑)。
午後3時ごろに遅い昼食。私もつられて2度目の昼食(笑)。昼食後、周りをうろうろしていると、子どもたちが集まって窓から校舎の中をのぞいています。何だろう?と私ものぞいてみると、中ではゴスペルの練習をしていたんです!レソトでは「歌といえばゴスペル」と聞いていたので、いつかは聞いてみたいと思っていました。本当に、ものすごくきれいな歌声でした。この歌声までお届けできなくて残念。せめて写真で我慢してください。
このお祭りは、土日にわたって、しかも夜通し行われるとのことで、せっかくだから夜に何が行われるのか見たいと思い、連れて行ってもらいました。9時ごろ行ったのですが、ほとんどが司祭による説教でした。司祭の中には一人白人がいました。こんな田舎にまで、キリスト教の布教精神もなかなかすごいですね。その白人以外は皆ソト語を話しているので、何を話しているのか分からず、つまらないなぁ〜、と思っていると、皆で大合唱。私もなんとなく一緒に歌ってみたり、体を揺すってみたり。で、また説教…の繰り返しでした。
12時半くらいから、信者への祝福のような儀式が始まりました。後ろのほうに座っている人の中には、前に行って祝福を受けない人もいます。聞くと、レソト福音教会の信者ではなく、ローマ・カトリック教徒だからだそうです。キリスト教も、日本の仏教の日蓮宗とか浄土宗みたいにいろいろあるんですね。
その儀式が終わり、目的を果たしたのか、一緒に来た人が「もう帰ろう」と言ったので、私もようやく帰ることができました。その時間は午前2時。よく辛抱した私!!
<今日のソト語>
「オペラ ジョワン?」=「元気ですか?」
「オペラ ハンドレ」=「元気です」
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