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ここハスカケは、携帯電話の電波がありません。さらに、ここSMARTDの事務所には固定電話がありません。電話をかける用事がある場合は、近くの公衆電話から電話をかけなくてはなりません。
この日、マセルに電話をかける用事があったので、その公衆電話に行こうとしました。その時、ちょうどSMARTDの車が出発しようとしていたので、公衆電話まで乗せていってもらうことにしました。歩くと推定10〜15分はかかりそうなので、ラッキー!
ところが、その公衆電話の場所に到着してみると、公衆電話がないというのです!まだ開店していないのでしょうか?もう9時過ぎているというのに。この公衆電話をあてにしていたのに、どうしよう…と考えていると、ドライバーさんが「これからクゥアチャズ・ネックの町に行くけど、一緒に来る?」と言ってくれたので、一緒に行くことにしました。まさか、電話のためだけに56キロも移動しなければならなくなるとは…。
彼らのクゥアチャズ・ネックに行く用事は、SMARTDのあるフィールド・スタッフの妹を町の病院に連れて行くことです。下痢でとても弱っているんだとか。
まずは、車で彼女を迎えに行きましたが、10キロしか離れてないのに彼女の元まで行くのが大変でした。メイン道路からそれ ると、ものすごいガタガタ道。さらに、途中で車を止めて、歩いて向かわなければなりません。当然、彼女も車の元まで歩いていかなくてはなりません。途中まで自分自身で歩いていましたが、やはり歩ききれず、3人の人に担いでもらっていました(写真)。3人で担いでも、車が通れない道を歩くわけですから、とても大変です。
病院には12時半に着いたのですが、他にも待っている患者さんがいるし、お昼休憩とも重なって、大分待たされました。2週間ほど入院しなくてはならないそうです。
SMARTDのそのフィールド・スタッフは、昨年母親と2人の弟を亡くしたそうです。そして、今度は妹が弱っていて…これだけ立て続けに不幸が起こるのは、エイズが関係しているのかな?と思いますが、聞けませんでした。彼女の回復を祈るばかりです。
<今日のソト語>
「アブティ」=「兄/弟」
*以前、ここに登場した「アウシ」にも「妹」だけでなく「姉」の意味もあるそうです。
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