レソトブログ:「レソトより、ドゥメラ〜ン(こんにちは)!」
2月20日 調査をして見えてきた家庭構造
私の調査対象は、5歳以下の子どもがいる家庭です。まず、村のチーフ(村長)の家に行って、調査の協力をお願いします。そして、村長さんが該当する家の人々を呼びに行ってくれます。アポイントメントなしに行くので、村の人たちは既に畑仕事に出かけてしまっていることもあり、日によってインタビュー数は異なります。
インタビューをしていると、だんなさんや家族の誰かが亡くなった家庭も多く、両親を亡くした孤児を引き取っている家庭も少なくありません。死因はエイズかな?と思って聞いてみると、腹痛など、決してエイズという言葉は聞きません。私の方からも「エイズで死んだのですか?」とも聞けません。
そして、それ以上に多いのが、結婚していないシングル・マザーの数です。だんなさんがいなくて、子どもが2人、3人いる女性も少なくないです。もしや、家計を助けるためにセックス・ワーカーとして働いて…?と思うのですが、そこまでプライバシーに関わることを聞くこともできず、「だんなさんは?」「結婚していない」というやりとりで終わってしまいます。
通訳の彼に、シングル・マザーについて尋ねてみると、レソトの女性は子どもを産んでも、男性にコントロールされるのを嫌い、結婚を望まない人が多いため、シングル・マザーが多いそうです。そういう文化と言えば、私が口出しできることではないのですが、父親のいない家庭は、父親のいる家庭に比べると、明らかに家計が大変です。食べられる食料を比較しても分かります。
あるインタビューでは、母親が結婚したけど、その子は結婚相手との間の子どもではないので、母親の実家に預けられている、というケースがありました。
父親不在の家庭は、父親がエイズで死んだだけでなく、そもそも結婚していない(その理由は本人たちに聞いたわけではないので、さまざまな理由があると思いますが)という理由が大きな割合を占めているようです。
<今日のソト語>
「マン」=「何?」
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インタビューした親子。彼女もまたシングル・マザー
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