生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
ニュースリリース

日本の終戦記念日にあたり:シリア、2年連続で人道支援活動従事者にとって最も危険な場所となる

[ 2018.8.15 ]

0815syria.jpg 8月15日は、日本では、戦没者を追悼し平和を祈念する日ですが、世界各地では、いまだ戦闘が続く地域があります。

CAREの調査によると、シリアが2年連続で、人道支援活動従事者にとって最も危険な場所であることが判明しました。2018年1月以降に亡くなった76名の人道支援活動従事者の半数以上がシリアで犠牲になっています。

「長年、シリアでは人道支援活動従事者が標的となっています。人道支援活動従事者は、支援活動の前線において支援を必要としている民間人に必要不可欠な支援を届けているにもかかわらず、戦争当事者たちは、そのような活動家らを殺害したり、拘束することにためらいはありません」とCAREシリア事務所のWouter Schaap事務局長はいいます。

シリアにおける人道支援活動従事者に対する攻撃は、29名が犠牲となった2017年に比べて、44パーセント以上増加しています。シリアは、南スーダン、中央アフリカ、アフガニスタン、ナイジェリア、ソマリア、アゼルバイジャン、コンゴ民主共和国、ミャンマー、イエメンといった国々とともに、人道支援活動従事者にとって危険な場所となっています。

8月19日の「世界人道の日」を控え、この数字は衝撃的なものとなっています。

「CAREが活動する多くの地域において人道支援活動従事者は標的になっており、特に戦闘が続く国々においては、人道支援活動従事者は非常に高い危険に直面しています」とCAREの緊急対応部長のサリー・オースティンはいいます。「いち早く対応し、最後に避難する現地スタッフは、最も危険にさらされています。現地スタッフは、休む間もなく緊急物資を配布し、緊急支援部隊の調整を行っています。」そのような活動において、戦闘当事者間の交戦に巻き込まれ、悲惨な攻撃の対象となってしまうのです。

「戦闘地域における人道支援活動従事者の保護は、全ての戦闘当事者によって守られなければなりません。これは道徳的、法的義務です。人道支援活動従事者は標的ではなく、人道支援活動が中断されてはなりません」とオースティン部長は訴えます。

CAREは、人道支援活動の保護に関するワーキング・グループに参加しており、「支援活動を行う環境の改善に取り組んでおり、人道支援活動従事者への攻撃が日常化することがないよう働きかけています。」

WHD2018graph.png 出典:Aid Worker Security Database

*事案とは、支援活動従事者を恣意的に対象とした殺害、誘拐や攻撃を指す。



【参考情報】
CAREは、2014年からシリアで活動を行っており、これまで300万人以上の人々に支援を届けてきました。主に、食糧や生活必需品の配布、避難所の提供、水と衛生、そして危機的状況における心のケアなどの活動を行っています。また、CAREは、シリア難民を受け入れているヨルダン、レバノン、トルコでも活動をしています。


【関連情報】
シリア、ヨルダン、レバノン、エジプト:シリア緊急支援





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