生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
ニュースリリース

CARE 、爆撃のためにガザにおける配布活動を中止
食糧と医療品の配布活動が困難な状況で、母親と乳幼児が危機的状態に

[ 2009.1.16 ]

(2009年1月15日、パレスチナ自治区、ガザ)
今日、ガザ市のCAREの倉庫や配布場所の周辺で激しい爆撃があったため、CAREは、配布活動を中止せざるを得ませんでした。今日は、病院とクリニックに対する緊急用の医療品と、避難所にいる新生児のための離乳食と毛布を配布する予定でした。

「CAREがガザにおいて完全に活動の中止を余儀なくされたのは、今日が初めてです」。CAREのガザ地区およびヨルダン川西岸を管轄する現地事務所代表のMartha Myersはこのように述べています。「これは悲劇的な状況です。爆撃のために、緊急物資が今日、配布される準備が整っているのに、支援を必要としている人々に届けることができません。先週は、爆撃のために食糧配布をしていたスタッフが途中で避難しなければなりませんでした。昨日は、医療品を梱包していたとき、倉庫の近くで爆撃があり、スタッフは走って逃げ出さなければなりませんでした。人道的なアクセスが確保されているとは言えません」。

CAREは再び、即時停戦と支援を必要とする人々に支援を届けるための自由な人道的アクセスが確保されることを強く要求しています。

Myersは次のように話しています。「今日の配布は、妊婦と出産直後の母親、そして乳幼児を対象としていたため、特に重要でした。UNFPA(国連人口基金)によると、ガザには4万人の妊婦がおり、1日に170人の女性が出産しています。そして、その多くが病院に行くことができないか、赤ん坊のための治療を受けられない状況にあります」。

「人口の半分が18歳未満の子どもたちです。ガザは、子どもで一杯の教室のようなもので、彼らは自分自身を守ることができない最も弱い存在です。この戦争の中で生まれた赤ん坊、そしてその母親たちは、最も重い代償を払っているのです」。

「1日170人の女性が出産するということは、適切な栄養や保健施設へのアクセス、出産後の定期健診などの特別なケアを必要とする出産直後の母親と新生児が340人いるということです。新生児には、暖かく清潔で安らげる環境と栄養が必要なのです。今のガザにはこれらがありません。そして、乳幼児と母親たちはこの環境に苦しんでいるのです」。

CAREは、病気の子どもの治療を行うための医療品を提供しています。これらの医療品には、心拍数モニター、人工呼吸器、輸液ポンプ、薬、そして妊婦の貧血を予防し、流産のリスクを軽減するために必要となる基本的な栄養補助食品などを含みます。また、新鮮な野菜、離乳食、毛布、おむつ、石けん、衛生用品、そしてビニールシートなど寒さから守るために爆撃で壊れた窓を修復するための物資を配布しています。

「この紛争で、人道支援に関わる人は他の市民と同様に危険な状況にあります。私は、自分のスタッフと、爆撃のために今日、支援できなかった人々のことを非常に心配しています。もし安全が確保されたら、明日にでもすべての活動を再開したいと思います」。Myersはこのように述べています。

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