生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
ニュースリリース

ラファ目撃者の話:家族とともに空爆に遭ったCARE スタッフ
避難所はすでに満員で入れず。他の何百人もの隣人たちと通りで空爆をしのぐ

[ 2009.1.14 ]

(2009年1月14日)
エジプト国境沿いの爆撃地ラファに住むCAREスタッフ、Jawad Harbは、これまで現地から爆撃地の様子をブログとして伝えてきました(現在も更新中)。その彼の家の周辺が、今日の午前2時頃(現地時間1月13日午後7時頃)、激しい爆撃を受けました。昨年12月27日に紛争が始まって以来、ラファは激しい爆撃地の一つでしたが、今回の攻撃はこれまでで最も激しいものでした。Jawadは、妻と6人の子どもたち、そして86歳の身体が不自由な祖父とともに家の外に出ました。爆弾が周囲のあらこちで落とされる中、Jawadと家族、そして近所の何百人もの人々は、隠れるところも、防御するものもない道路にただ立っていることしかできませんでした。

イスラエル軍により空爆の警告があったものの、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)が運営する避難所には昨晩、さらに7000人もの人々が避難し、すでに人であふれかえっている状況で、家の周りに爆弾を落とされているJawadを含む400人ほどの住民は避難するところがなく、皆、外に出て、立っていることしかできないとのことです。電話で話したスタッフによると、ふだんは冷静な彼ですが、電話口の声はほとんど発狂に近く、これまでになく動揺していたとのことで、電話口の向こうからは爆撃の音が聞こえてきました。

以下は、彼が爆撃の中、CAREの他のスタッフに直接、電話で伝えてきた言葉からの引用です。

「昨日、イスラエル軍によってビラがまかれ、私たちが住む場所を攻撃するという警告があった。住民は皆、極度の恐怖に襲われた。私たちにはどこにも行くところがなかった。隣人がUNRWAが管理する避難所を確認したが、すでに人であふれかえっている状況だった。私たちにはどこにも行くところがない。空爆されるのをただ待っているしかなかった」。

「今日、攻撃があった。非常に恐ろしかった。逃げるところはどこにもない。5分おきに空爆があった。厚い黒い煙が100~150メートル離れたところに上がった。皆、おびえ、家から飛び出し、通りに出て1箇所に集まった。300~350人くらいの人がいた。通りが最も安全な場所だった。もし家に爆弾が落ちたら、外に出られず、死んでしまうだろう」。

「私の子どもたちは、テレビで子どもの遺体を目にしている。子どもたちは泣き、そして今も泣いている。本当に怖がっている。いつになったら、これが終わるのか。叫び声も聞こえた。暗くて寒いが、ほとんどの人がまだ外に出ている。私の家族は家のすぐ近くの通りに立っている。中に入るのが怖いのだ」。

「今、20分間、空爆がなく、静かだ。でも、いつまた始まるかわからない。単なる小休止だったらどうするのか。危険を冒すことはできない。子どもたちは震えている。とても寒くなってきている。家の中に戻った隣人たちもいたが、空爆が始まったらすぐ外に飛び出せるように、1階のドアのすぐ近くにいる。次に何が起こるのか予測できない。今日は、これまでで最も自宅近くを攻撃されている。隣りの地域は、すでに爆撃された。私たちはどうすればいいのか。誰にもわからない。私たちにはどこにも行くところがない。本当にどこにも行くところがないのだ」。

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