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ニュースリリース

ガザのCARE 食糧配給プロジェクト担当スタッフ、空爆により命を落とす
CARE 、市民の殺害を非難

[ 2009.1. 7 ]

(2009年1月7日、パレスチナ自治区、ガザ)
CAREは、今週月曜日の空爆で命を落としたガザのCARE食糧配給プロジェクト担当のスタッフの死を心から悲しんでいます。亡くなったMohammed Ibrahim Samouniは6人の子どもの父親で、息子も重傷を負いました。

「ガザは、世界中で最も人口密度の高い地域の一つです。国境は封鎖されており、市民には安全な避難場所がどこにもありません。どんな攻撃であれ、たとえ標的を定めていたとしても、確実に市民が犠牲になるのです」。ガザ地区およびヨルダン川西岸を管轄するCAREの現地事務所代表、Martha Myersはこのように話します。「Mohammedは、攻撃が日々、増していくにつれ、パレスチナ人がますます絶望的になっていく状況の中で、人々に支援を届けることに尽力しました」。

「私たちは、Mohammedの死を悼み、彼の息子がすぐに回復することを望みますが、父親を失ったことから完全に立ち直れる子どもはいないでしょう。これは、パレスチナ人の家族がこの紛争で避けて通ることのできないつらい経験なのです」。

Mohammedは、EC人道支援事務所(ECHO)から資金を得て実施しているガザ地区のCAREの食糧配給プロジェクトにおいて、CAREのパートナー団体、General Union of Palestinian Peasantsによって管理されている梱包施設の一つで働いていました。このプロジェクトでは、1週間に6万人の市民と、病院および孤児院に新鮮な果物と野菜を届けています。12月27日にイスラエルによる攻撃が始まって以来、CAREは二度しか食糧の配布を行うことができていないため、これまでCAREから食糧を受け取っていた人々は、新鮮な食糧を得るための手段がない状況です。農作物を提供する農家たちは攻撃を恐れて畑仕事をすることができず、爆撃により農地も破壊されています。下水管も損傷し、未処理の下水により穀物は汚染され、パレスチナ人にとってはさらなる健康上のリスクにつながっています。

Myersは次のように述べています。「人々はすでに食糧を切らしています。爆撃のために食糧配給を継続することができません。そして、支援を届けようとするまさに救命に当たる人々自身が、今やCAREの食糧配給プロジェクトのスタッフも、殺害されています。市民の殺害は許しがたいことです。CAREは、すべての関係者に対して、即時の、また恒久的な停戦を求めています。イスラエルとパレスチナの家族のために、この戦争をこれ以上、続けることはできません」。

*CARE食糧配給プロジェクト プロジェクト・マネージャーMohammed Elwanからのコメント
私は、プロジェクトで共に働いた彼を失ってとても悲しい。彼のことはとてもよく知っていた。とても助けになってくれる、とてもいい男だった。知らせを聞いたときは、とてもショックだった。彼の家族のほとんどが命を失ったり、負傷している。私はまだ彼の妻やほかの子どもたちの安否がわかっていない。彼らはまだ爆撃で破壊された家のがれきの下にいると聞いたが、私にはわからない。さらに状況を調べようと思う。現在、あまりにも危険で彼の家まで行くことができない。

彼はいつも困難な状況にある人々を助けようとした。亡くなる前、私の家族ではパンがすべてなくなってしまっていたので、彼は私にパンを持ってきてくれた。私たちには全く食糧がなかったのだ。彼はそういう男だった」。

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