生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
ニュースリリース

3.11から7年 ~巡り巡る恩返し

[ 2018.3.11 ]

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再開したばかりの「ファミリーショップやはた」の前に立つ八幡幸子さん(左から3番目。2011年6月撮影)


2017年の年の瀬が近づく頃、岩手県大槌町から思いがけない来客がありました。「ファミリーショップやはた」を経営する八幡幸子さんでした。

八幡さんとCAREとの出会いは、7年前に起きた東日本大震災。2011年6月、CAREは、大槌町で2番目に再開した「ファミリーショップやはた」を通じてお米とお味噌を半壊家屋に住み続ける人々に届けました。八幡さんは、「CAREのスタッフが3日間かけて一軒一軒回って(お米とお味噌を)手渡してくれたことが忘れられない」といいます。「家屋が全壊した人や避難所にいる人たちには支援は届くが、半壊住宅に住み続けた人たちには支援が届いていなかった(1)ところにCAREが目を向けてくれたことがうれしかった」と八幡さんは当時を振り返ります。

もらうばかりではなく、自分たちも何かしたい
この7年間で八幡さんは、「もらうばかりではなく、自分たちも何かしたい」と思うようになり、CAREが提供した調理機材(2)を大切に活用しているエピソードを紹介してくださいました。2016年に台風による土砂災害を被った岩手県岩泉町において、八幡さんらはそれら機材を使って2回炊き出しを行ったそうです。また2018年の年明けには、小槌神社(3)で行われた200名分の炊き出しでも、この機材が活躍したとのことです。「2018年は、いまだ仮設住宅で暮らす大槌町の方々に、温かい生ラーメンをふるまいたい」とおっしゃっています。

皆さまからいただいたご支援は絶対に忘れない
毎朝1時に起きて、お店で売るお弁当を作るなど、とても忙しい毎日を送っておられる八幡さん。7年が経った今でも、当時のことを思い出すと胸がいっぱいになり、「津波で失ったものはたくさんあったけど、得たものもたくさんあった。それは出会い。CAREとの出会いは一生の宝物」と涙ながらに語ってくださいました。

最後に、八幡さんは、支援してくだった全ての皆さまへのメッセージをCAREに託してくださいました。

「支援者の皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。皆さまからいただいたご支援は絶対に忘れません。でも、お礼をお伝えする機会がないのでCAREに託します。7年経ってもまだ復興が進んでいないところもあります。ぜひ訪ねてきてください。」

(1)当時、政府は、地震と津波の影響を受けた建物を、損壊の程度により、全壊と半壊に分けました。全壊または大規模半壊と認定された家屋を所有する被災者には、義援金が支給されましたが、半壊と判定された家屋の所有者には義援金は支給されませんでした。

(2)CAREは、東日本大震災被災者支援事業において、食糧の安全保障、生活支援、心のケアの三つの柱を中心に活動を行いました。地元の中小企業を支えるという生活支援の一環として、調理機材などを含む必要物資・機材も配布しました。

(3)2017年11月に八幡さんのご仲介により小槌神社から10万円のご寄付をいただきました。まだまだ復興過程にある大変な時期にご寄付をいただいたことにスタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。

【関連記事】
半壊家屋に住み続けている人々にも支援を(2011年6月20日)

【関連情報】
日本:東日本大震災被災者支援事業終了報告

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