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ニュースリリース

国際ガールズ・デー:教育へのアクセスを働きかけるシリア難民の女子

[ 2019.10.11 ]

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10月11日は、国際ガールズ・デー。 女子の権利を広く国際社会に呼びかける日として国連で定められました。
この日を踏まえ、CAREが活動するレバノンに逃れたシリア難民のBushraを紹介します。

厳しい経験は、私をより強い人間にしてくれた
17歳のBushraは、父と母、そして8人の兄弟とともに、5年前にレバノンにやってきました。シリアの内戦から逃れるためです。レバノンで学業に遅れをとりたくないBushraは、公立校制度の壁にぶつかりましたが、CAREの教育事業の立ち上げに携わり、今では、それは中退のリスクがある60人の女子生徒たちの中等教育事業に発展しています。Bushraは、女子たちが学校をやめずに留まるのを助ける指導者としての活躍が期待されています。Bushraの生の声をお届けします。

「私は、みんなと同じような子ども時代を過ごしていました。でも突然、信じられないものが私のすべての夢を、そして未来をも壊してしまいました。それは、戦争です。 最初は、レバノンにいるのは4か月だけだろうと、学校に入らないと決めていました。でも1年後、故国に戻るという希望は消え去り、学校を探し始めました。不幸なことに、私はレバノンのどの公立学校にも受け入れてはもらえず、非正規の学校に入らざるを得ませんでした。でも、カリキュラムは簡単だったし、そこにいる生徒はみんなシリアから来た子たちで、たくさん友だちができ、とても良い成績を取っていました。

4年後になって初めて、非正規の単位はレバノンでは認められず、それで大学に行くことはできないということを知りました。私はショックを受けて、学校をやめようと決めました。でも、特に女子の教育はとても大切だと信じていた母は、私を9年生から公立の学校に入るよう説得し、学校と3か月もの間交渉し、戦ってくれました。そのおかげで、ついに学校に入ることを認めてもらいました。

1年目はとても大変でした。学校は家から離れていたし、英語の授業はすごく難しいし、家は小さすぎて勉強に集中できませんでした。でも私は、困難を乗り越えて、最後までやり遂げると心に決めていました。毎日新しい単語を覚え、グーグル翻訳を使って、休み時間には先生に質問をしにいって、テストでうまくいくように一生懸命勉強しました。テストは大成功でした!今、私は12年生で、英語と生物が好きです。

非正規の学校にいたときより成績は落ちましたが、私はまだ生きていて、他のシリアの子どもたちと同じように未来を失ってはいないことを考えると、そんなことは気にしていません。私が経験した厳しい状況は私を打ちのめしてなんかいません。私をより強い人間にしてくれたのです」

その他の地域の女子のストーリー(英文)はこちらからご覧いただけます。

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