生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
ニュースリリース

ガーナ駐在員便り (ハマタン、そして乾期)

[ 2018.2.21 ]

アパートから見えるハマタンによる薄曇り


こんにちは。ガーナ駐在員の宇佐美です。
今日は、現在、乾期にあるガーナから雨期と乾期の違いについてお伝えします。

当財団が「乳幼児の栄養改善事業」を展開するガーナ北部は、熱帯大陸サバンナ気候に属します。その特徴は、雨期と乾期の違いにあります。雨期は日本の梅雨のように降るようなことはなく、赤茶けた土の上に緑が広がりとても美しくなります。雨期の終わる10月の収穫期を迎えると農村の人々は収穫物を販売して現金を得て生活は豊かになります。そして乾期を迎えます。

北部雨期の緑(タマレ付近)

北部乾期のたばこ畑

12月に入るとハマタンという乾風が北部のサハラ砂漠から吹き始めます。日本で見られる黄砂に似ており、細かい砂の粒子を含んでいて視界はさえぎられ薄曇りのようになってしまいます。このころから農村の人々は、枯れた草木を焼き払うため、緑はさらに少なくなって荒涼とした風景に化すのです。2月の初めころにハマタンは終わり、4月にかけて酷暑となり、昼間の気温は40度を超えます。

この乾期は、4月頃まで続き、農作物の収穫はしばらくなくなるため、食糧が底をつくこともしばしばです。食材は高騰し、一部の地域では栄養不足も深刻になります。

CAREは、余剰収穫物を乾燥させて保存し、乾期(Lean Seasonともいう)に備えましょうという指導もしています。5月に雨が降り始め、農作業が始まるまで農村の人々は、近郊に出稼ぎにいきます。男性は主にカカオ農園で働き、女性は都市部で荷物を頭にのせて運ぶポーターとして働いたりしてこの時期を乗り切ります。厳しいガーナ北部農村生活の一面を垣間見る思いです。

CAREは、引き続き、乾期、雨期を問わず、農村の人々、特に女性が、栄養補助食品「KOKO plus(ココプラス)」を村内貯蓄貸付組合(VSLA)の枠組みを使って販売し、安定的な収入を得られるよう支援していきます。

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