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ニュースリリース

New! 東ティモール駐在員便り(その3:農薬を作ってみよう!)

[ 2018.12. 3 ]

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こんにちは、東ティモール駐在員の平山です。11月に入り雨季が東ティモールにやってきました。

先週、雨季に実施するビニールハウスでの野菜栽培で使用する農薬の作成や土壌管理のための研修をアッサベで実施しました。研修は、JICA青年海外協力隊の野菜栽培隊員として、国立職業訓練・雇用センターで活動する加納達也さんとその同僚で同じく野菜栽培を教えるネルソンさんを講師として招いて行いました。お二人には、現地で調達が可能な材料を元に、以前研修していただいたボカシ肥料の振り返りと水溶性カルシウム肥料やオーガニック農薬の作成方法とその散布方法や雨季における土壌管理について、1週間の間で6つの農民グループ約100名に対して教えていただきました。

水溶性カルシウム肥料は、動物の骨や卵の殻とお酢を混ぜ合わせ、酢酸の作用で骨と殻が含むカルシウムを取り出し、その液体を水で薄めて肥料として利用します。特に、卵の殻はお酢と混ぜ合わせるとすぐに目視できる化学反応が始まるため、参加した農民の皆さんも理科の実験を見るかのように不思議そうに眺めていました。

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研修の参加者の多くは「身近にあるもので肥料や農薬ができるとは思わなかった」、「前から害虫対策のための農薬や肥料の作り方を知りたかった」と研修を振り返っていました。雨季は、土壌の変化から土壌菌などの食害の被害を野菜栽培に与えやすく、このように早めの対策が重要になってきます。

東ティモールの農業サイクルでは、11月~3月までの雨季期間中は、農作物の生産が低下するため飢餓期ともいわれています。さらに、雨季はアッサベを含む山間部では、土砂崩れや落石が多発するため事業地へのアクセスが非常に悪くなります。今回の研修期間中でも、前を走るトラックがぬかるみにハマり立ち往生するなど、雨季特融の光景を何度か目にしました。今の季節は、農作物だけではなく、人にとっても大変な時期でもあります。このような大変な環境の中で、本事業のために研修を行っていただいた加納さんとネルソンさんにはこの場を借りて改めて感謝申し上げます。

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