生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
ニュースリリース

ミャンマー難民緊急支援事業:発生から1年、ミャンマー難民の今

[ 2018.8.27 ]

Rahamaちゃん.png 8月25日、ミャンマーのラカイン州から人々が避難を始めてから1年が経過しました。
ラカイン州北部での武装勢力と治安部隊との戦闘行為により、2017年8月25日以降、現在までに、70万人以上の人々がバングラデシュへ避難しています(ISCGレポート、2018年7月19日)。

バングラデシュのミャンマー国境近くの、世界最大の難民キャンプのあるコックス・バザールには現在91万人以上の難民が住んでいます。この流入以前にも、過去30年間にわたり、以前の紛争から逃れるためバングラデシュには多数のミャンマー人が既に暮らしています。

多くの難民が何も持たず数週間歩き続けて到着しましたが、1年経過した現在では、300を超える人道支援機関が介入し、食糧、シェルター、保健栄養サービス、水と衛生支援、その他の基本的な救命措置を受けることができています。CAREは、初動段階で救援活動を始めた機関の1つです。

難民キャンプにおいて、厳しいモンスーン到来への対応が非常に困難な問題でした。
5月のモンスーンの影響で、合計49,600人の難民が被災し、高いリスクのある地域に住む23,206人の難民が移転しました。

CAREのチームも、モンスーン対策として、砂利の袋で道路や階段を強化し、排水の水溜りを減らすため清掃を行いました。移動をサポートするために、竹製の手すりと橋を建設し、街灯を修理しました。また、暴風雨の影響を緩和するため、構造的なキャンプ全体の改善を進めています。

援助機関の中で最も懸念されているのは、難民の安全な帰還です。
CAREは、安全な帰還が実現し退去できる時まで、彼らがより良い生活を送れるよう引き続き支援を続けていきます。

【数字でみる主なCAREの活動】
CAREは2017年9月以降およそ25万人に支援を届けています。
2019年2月までに、30万人以上に達することを目指しています。

◇シェルター
・5,000以上の世帯(22,000人以上)に、防水シート、マット、ロープ、台所セットを含むシェルターキットを配布しました。
・モンスーンに備え、461世帯がリスクの高い地域から移転しました。

◇水と衛生
50,000人以上の人々を対象に、以下の支援を行いました。
-81個の井戸を設置
-549のトイレ建設
-673の女性用入浴スペースの建設
-11,185世帯に、せっけん、シャンプー、歯ブラシ等の家庭衛生キットを配布

◇ジェンダーに基づく暴力からの保護
・5つの女性のためのスペース(Women Friendly Space)が設置され、29,000人以上の女性と少年、少女を支援しています。
-暴力などの外傷を経験した女性のために、相談の場を提供
-女性同士が交流するのためのゲームやアクティビティを実施
-日常的にニーズをくみ取り、支援サービスを紹介
・女性と女の子の安全を確保するために17の太陽光の街路灯を設置しました。

◇保健
4つの診療所により、65,000人以上の人々の治療を行いました。

◇栄養
重度の急性栄養失調の子どもたち22,631人に治療を行いました。
CAREは、これらの栄養センターで働く240人以上のスタッフの訓練を行いました。

◇食糧と生活用品
脆弱な避難キャンプへの到着者に対し食糧を配布しました。
-米、じゃがいもなどを含む乾燥補助食品を106,100人以上に配布
-18,250人に調理済みの食材を配布


【Rahamaちゃん(12歳)のお話し】
Rahamaちゃんは、およそ11カ月前にバングラデシュに到着しました。キャンプ内の他の女の子たちとは違い、明るい12歳の女の子です。Rahamaちゃんはお化粧をすることが好きで、いつもきちんとした身なりをしています。彼女は友だちと遊んだり、学校に行くことを楽しんでいます。

ミャンマーから避難する1年前に、Rahamaちゃんの学校は閉鎖され、友だちに会うことも自由に遊ぶこともできなくなりました。「the mogs(非ムスリムのミャンマー国民のこと)は、 私たちが外で遊んでいるとき、私たちを追いかけて邪魔をしたの」とRahamaちゃんはいいます。

Rahamaちゃんは今、難民キャンプ内の学校が好きです。なぜならミャンマーの先生とは違うからです。ミャンマーの先生はほとんど生徒に注意を払いません。しかし、この難民キャンプの学校の先生たちは面倒見が良いのです。難民キャンプの先生は生徒たちにより注意を払い、世話をしてくれます。

「大きくなったら、故郷にいた先生ではなく、キャンプの先生のような先生になりたいです」とRahamaちゃんはいいます。Rahamaちゃんの夢は、優しく、面倒見の良い先生になることです。


緊急募金のお礼とお願い

2018年6月末迄で、企業、個人の皆さまから、
981万円ものミャンマー難民緊急募金をお寄せいただきました。
皆さまの温かいご支援に、心から感謝を申し上げます。

CAREは、これからも、難民たちが安全に帰還することができるまで、支援を続けていきます。
引き続き、ご支援いただきますようお願い申し上げます。

◇今すぐ寄付する
こちら からご寄付いただけます。

【あなたのご寄付でできること】
あなたのご寄付でたとえば、このようなことが実現できます。

<あなたのご寄付でこのような支援が可能です>
〇7,000円で、15日分の食糧パッケージを1家族に提供できます。
〇10,000円で、緊急避難住居を1家族に提供できます。
〇16,000円で、10世帯が使用できる衛生的なトイレを設置できます。感染を予防することができます。

【ご寄付の方法】
(1)オンライン募金ページよりお申込みください。
*支援の種類を「今回の寄付」を選択の上、 寄付の使途を「ミャンマー難民緊急支援事業」をお選びください。 (2)ゆうちょ銀行郵便振替でもご寄付いただけます。
郵便振替 00150-4-49006
公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
*窓口ではお振込み手数料が免除になります。
*通信欄に「ミャンマー(w)」とご記載ください。
*領収書が必要の方はその旨を追記ください。

本件に関するお問い合わせ先

公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
〒171-0031 東京都豊島区目白2-2-1 目白カルチャービル5階
Tel: 03-5950-1335 Fax: 03-5950-1375
Email: info@careintjp.org

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