生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
ニュースリリース

東ティモール駐在員便り(その5)

[ 2016.8.16 ]

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アベッサの巻
こんにちは、山際です。8月4日から5日までアッサベ郡Laubonu村にあるBiabote集落でClimate Vulnerability Capacity Analysis: CVCA(気候変動に伴う能力分析)を実施しました。
当日の朝に村長さんの親戚が急に亡くなり、参加者(近親者も多い)が激減するのではないかと心配したのですが、そんな状況にもかかわらず集落長をはじめ村の人々はCVCAに関心を寄せ、一日の参加者は平均で30人近くに上りました。
CVCAでは、女性も積極的に発言できるようにグループワークは男女に分け、総括セッションでは参加者全員で発表や意見交換をすることになっています。今回は女性の参加率が全体の50%以上と目標を上回り、またすべてのセッションで女性から活発に災害のリスクに関する意見が出ました。

cbce2b2f419da025a3332eb74e1b1a49bbfd2ecb.jpg その一方で、今回の女性参加者で読み書きができるのはたった一人であったという特徴もありました(東ティモールの農村における成人女性の識字率は、2010年のデータでは40.4%)。ディスカッションはほとんどが方言のケマック語で行われ、ケマック語の話せるスタッフが中心になってファシリテーションを進めつつ、通訳も務めました。乳幼児を連れて参加する母親や父親もちらほら見られ、事後には、チーム内で「乳児を寝かせておけるコーナーを設けたら親が参加しやすいのではないか?」などの工夫について話し合いました。
今回、CVCAを実施したBiaboteは活発な村落だとは聞いていたのですが、セッション中は意見と笑いが絶えず、非常に楽しいセッションとなりました。1年次には、あと9回CVCAを開催する予定です。

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