
(2009年3月8日)
「国際女性デー」に際して、CAREはアフガニスタンの女性が置かれている状況に注目を促したいと思います。アフガニスタンの女性と少女を取り巻く環境は、世界でも最も厳しく困難なものの中に入ります。女性に対する暴力は広範囲に及び、女性たちは暴力の犠牲になっても、公正な手続きにアクセスすることができません。同国の法律では罪とならない行為に対して告発され、拘束されることが現在も行われています。家の外で仕事を持つと、脅迫されたり、嫌がらせを受けます。これが、同国の人口の半分を占めるアフガニスタン女性の現実なのです。
このような困難にもかかわらず、アフガニスタン女性とともに活動を行うことでめざましい結果を出すことが可能であることを強調したいと思います。CAREのアフガニスタン現地事務所代表、Lex Kassenbergは次のように述べています。「今日のアフガニスタンにおいて、女性が生きていくために必要な力を得られるようにすることは、可能なのです」。
両親を失った18歳のJamillaは、CAREのプロジェクトを通して刺しゅうの技術を学びました。「新たに取得したスキルは、私に新しい生活を与えてくれました。私は家族を養うようになり、自信を得ることができました。今、私と同様に貧しく両親のいない子どもたちに同じ気持ちが育まれるよう、尽力しています」。Jamillaはこのように話しています。
女性が生きていくために必要な力を得られるようにすることは、国際社会がアフガニスタンの人々に押しつけているものではありません。「権利を要求しているのは、アフガニスタンの女性自身なのです。彼女たちは自ら生活を変えることができますが、いくらか支援を必要とするということを強調したいと思います」。Kassenbergはこのように述べています。
CAREはアフガニスタンにおいて、未亡人の女性たちから構成されるグループを支援することで、困難な状況にある女性の自立を支えています。そのグループのメンバーであるSediqaは、次のように語っています。「自分と同じ立場にある女性たちと団結することで、私は家族と交渉できるだけの自信を獲得しました」。彼女は、娘が麻薬中毒者と強制的に結婚させられそうになるのを阻止したのです。
女性が力をつけられるよう支援することは、家庭やコミュニティ内の権力構造を変えることにつながります。Kassenbergは、「これはいつも困難をともないます。しかし不可能なことではありません」と話しています。イスラムの枠組みの中で、摩擦を最小限に抑えながら活動を行うことで、CAREは多くのアフガニスタン女性の権利を求める闘いを支援してきました。
「アフガニスタンは多くの問題を抱えていますが、女性が確実に力をつけ、彼女たちが問題解決の過程に加われるよう支援することが最優先されるべきなのです」。Kassenbergはこのように結んでいます。CAREは、アフガニスタン政府と国際社会に対して、アフガニスタンの女性が彼女たちの生活において具体的な改善を実現できるよう支援することに、よりフォーカスを当てるよう、働きかけています。
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