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インドにおける洪水被害とCAREの対応

国内避難民の6歳の少女

住んでいる村が洪水による被害を受け、CAREが支援するキャンプに避難してきた女性 
(C)CARE/Nalini N Paul

(2008年9月9日)
インド東部のビハール州において、同国で過去50年間で最もひどい洪水の被災者に対して、CAREは現在、インド政府と連携し、緊急の物資配布や医療支援、避難・救援活動のサポートなどを行っています。

8月18日、ネパール国境付近でビハール州を流れるコシ川の堤防が決壊し、川が氾濫しました。決壊は2キロにも渡り、川は流れを変えて人口の密集している地区に流れ込みました。その結果、スパウル地区、アラリア地区、マデプラ地区の村々は浸水し、9月9日現在で死者84名、完全に倒壊した家屋の数は31万棟以上、この洪水による被災者は403万7,000人にも及んでいます。

今でも数多くの人々が避難できずに水や食糧、医療支援のない状態にあるため、インド政府は軍とともに救出活動を続けています。この救出活動をより効率的に行えるよう、多くの非政府団体も政府の救出活動をサポートしており、CAREは政府と協力して活動を行っている団体の一つです。

ビハール州のスパウル地区で活動を行っているCAREの緊急支援チームは、洪水の影響で、汚染された水たまりが原因で水因性の病気やマラリアが流行することを警告しています。CAREのインド現地事務所の緊急コーディネーター、Balaji Singhは、「今、水因性の病気が発生するリスクはとても高くなっています。スパウル地区では、すでに高熱、嘔吐(おうと)、下痢などの症状を訴える人もいます」と述べています。

政府と協力し、CAREはスパウル地区の最も被害の大きかった地域に5,000人を収容できる避難キャンプを設置しました。このキャンプにおいてCAREは、食糧、安全な飲料水、衣類や寝具、衛生用品などを提供するとともに、大人たちがキャンプ内で働くことで収入を得られるような短期間の収入支援プログラムを開始しました。また、特に水因性の病気になる危険性のある子ども、妊婦、授乳中の女性に対する医療支援も行っています。ビハール州は、インドの中で極めて貧しい州の一つであり、医療施設は洪水発生前から貧弱なものでした。最も大きな被害を受けた4つの地域の避難キャンプには被災者が押し寄せ、すでに過密状態となっており、衛生状態のさらなる悪化が懸念されます。

CARE緊急支援チームからの情報では、洪水の被害を受けなかった人々が救援活動の手助けをしている様子も見られるとのことです。400万人以上の人々が洪水の被害に遭い、住む場所を失った人々が家に帰れるようになるまでには4カ月かかる可能性もあります。

CAREは、インドにおいて1950年から活動を行っています。現在、母子保健、栄養、教育、収入向上、マイクロファイナンス、緊急支援などの分野でプロジェクトを実施しています。


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(財)ケア・インターナショナル ジャパン
マーケティング部広報担当 菅沼 (m.suganuma@careintjp.org
Tel. 03-5950-1335 Fax. 03-5950-1375

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