生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
企業パートナーシップ

パートナーシップレポート

株式会社 生活の木

代表取締役社長 重永 忠

株式会社

スリランカという国と私どもとは特別な関係にあります。日本におきまして私たちはスリランカの大切な恵みを頂戴しています。そのスリランカが大変なことになりました。2004年12月26日に押し寄せたスマトラ沖地震による津波です。私どもはスリランカにおきましてリゾートホテルやアーユルヴェーダ施設を経営しております。その経営もようやく軌道に乗り始めましたところに、この残酷なる自然災害を受け、経営上大きなダメージとなるに違いないという危惧を抱き、その後数日間考え込んでおりました。幸いにも弊社ホテルには被害がなかったのですが、被災地に対して何か自分たちのできることで支援していきたいということを真剣に考え始めました。現地に乗り込んでやみくもに活動しても、素人の我々では活動の邪魔になるだけとのことも知っておりましたし、むやみやたらに金銭的な支援を行っても、その使途については自分たちには伝わってこないであろうし、いったいどうしたらよいものか悩んでおりました。

年が明け、あるご縁から現ケア・インターナショナル ジャパン常務理事・事務局長の野口千歳さんにお会いいたしました。野口さんは災害当日、現地ゴールにて津波を体験し、直後に緊急支援活動をされました。その野口さんより、現地でご実行されました緊急支援活動のことをお聞きし、ケア・インターナショナル ジャパン様が"人としての尊厳をしっかりと考えられた人道的支援"を行っておられますことに共感しました。私どもとしましては実際の活動面での協力をケア・インターナショナル ジャパン様に託していきたいという結論に至り、早速その活動資金に充てるべく義援金の募集活動を開始しました。

日本での義援金の募集につきましては、日本国内60店舗の生活の木の直営店舗にて募金窓口を設置し、さらに支援の輪を広げることを目的としたチャリティーコンサート「がんばれ!スリランカ」を実施いたしました。チャリティーコンサートにつきましては、昨年11月にスリランカ・コロンボで開催された芸術文化アワードにおいて日本の親善役を務められた、歌手の沢田知可子さんご夫妻を中心に、お心ある日本の音楽家の皆様が無償で音楽を通じて力を貸していただきました。そしてこれらの収益をケア・インターナショナル ジャパン様のスリランカ復興支援活動資金としてお役立ていただきたく寄付をさせていただきました。

もうひとつ、スリランカにおいては、直接目に見える形の支援を、スリランカの私どもの現地法人Tree of lifeと共に実行できないかと考えました。その結果、私たちは「仮設住宅の建設」「学校の教育復興支援」そして「アーユルヴェーダ医院の経営復興支援」の3つを"直接的支援"として自ら実行することにしました。そのための資金的支援につきましては、生活の木の社員、そして私の個人的な社外ブレーンの皆様に対してお声がけをし、この3つの支援に充てることのでき得る心こもった義援金が集まりました。さらに、スリランカ・コロンボの音楽ホールにて現地でのチャリティーコンサートを私ども主催で企画・運営をし、日本でのチャリティーコンサート「がんばれ!スリランカ」にご協力いただきました沢田知可子さんご夫妻にご出演いただきました。お陰さまで現地においても多くの支援の輪を広げ、多くの支援資金を得ることができました。ここでの収益は、既に仮設住宅の建設資金として役立たせていただいております。

このような形で年初より支援活動をしてまいりましたが、私自身もこの3月、4月と直接、被災地を訪問し、その結果を自ら確認してまいりました。直接の支援をさせていただいた所も訪れ、被災者の方たちと直に触れ合うことにより、逆に彼らより教えていただいたことは、前向きに、元気に、そして明るく頑張っているまさに「生きる力」でした。ケア・インターナショナル ジャパン様が主催した津波写真展において場所の提供や広報の面などで協力しましたのも、悲壮感の漂う写真ではなく、前向きに元気に生きようといったことが感じられる写真でありますことから賛同しました。

私たちのスリランカに対してのこの特別な関係と想いは、ケア・インターナショナル ジャパン様と共にこれからも続いていきます。

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