生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。

ミャンマー:サイクロン早期回復のための農業支援事業

事業部 貝原塚二葉

期間
2008年7月~2008年12月
地域
イラワジ管区の11地区/町
対象者
14,985人(種もみ配布)、 11,881人(ハンドトラクタ-配布)
ドナー
ソニー株式会社
事業規模
1,700万円

背景

2008年5月2日から3日にかけ、カテゴリー3*という非常に勢力の強いサイクロン「ナルギス」がミャンマーを直撃しました。これにより、イラワジ管区、ヤンゴン管区、バゴー管区、モン州、カイン州などの地域が甚大な被害を受けました。公式発表によると、死者および行方不明者数は14万人近くに上り、国連の統計によると、250万人がこのサイクロンによる直接的被害を被ったと言われています。

CAREは、サイクロンの発生直後に緊急チームを結成し、スタッフを被災地に派遣、早急にニーズ調査を実施し、迅速な対応を行いました。また、復興へとつながる早期回復に向けて、数カ月先の被災者の食糧事情の改善と生計向上の支援を実施しました。

*ハリケーンの強度は、サファー・シンプソン・ハリケーン・スケールという国際基準に基づき、カテゴリー1から5までに区分されている。カテゴリー3に区分されたものとしては、米国南東部を襲ったハリケーン・カトリーナ(2005年)やハリケーン・リタ(2005年)などがある。

活動内容

サイクロンにより、ミャンマーの主要な稲作地帯であるデルタ地域は非常に深刻な被害を受けました。サイクロンの被害は人々の食糧だけでなく、まさに始まろうとしていた稲作のための種もみや水田、そしてその労働の一端を担う水牛などの家畜にも及びました。CAREは、緊急の食糧配布とともに、早期から農業支援にも着手し、ソニー株式会社様からのご寄付により、雨季の稲作のための支援を実施しました。主な活動内容は、種もみとハンドトラクターおよびその燃料の配布、ハンドトラクターの維持管理のサポートです。

この事業では、農民の声を重視し、農民との協議をもとに数種類の種もみを選定し、合計5000袋を異なる時期に配布しました。また、水田の特徴や村から水田までの距離などを考慮し、3種類のハンドトラクターを合計50台配布しました。ハンドトラクターは、各村で話し合って順番に活用され、維持・管理についても村人が協力して行い、現在も、農作業などに活用されています。維持・管理に必要な技術指導や管理システムについてのアドバイスなど、ハンドトラクターが継続的に各村で活用されるようサポートも行いました。

関連リンク

企業担当者によるパートナーシップレポート(ソニー株式会社)

ミャンマー・サイクロン被災者支援活動 スタッフ帰国報告会

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