生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
女性企業家 x CARE事務局長 武田勝彦 リレー対談

第1回対談 上野沙也加さん 有限会社ロイヤルガーデン代表取締役

[ 2012.7. 5 ]

CAREは「女性と子ども」に焦点をあてた活動を行っています。
社会で活躍されている女性企業家の方から、彼女らが日常どのように国際協力について考え、また実際に関わっておられるのかを探っていきます。

上野沙也加さんのご紹介

日韓ハーフの1988年生まれ

第1回 上野沙也加さん 有限会社ロイヤルガーデン代表取締役
上野さんが代表を務める「有限会社ロイヤルガーデン」の業務内容は、化粧品やアクセサリーの製造や販売を始め、不動産管理など多岐の分野に及びます。
ご実家はエムマツモトや、創業125年世界の社交界・セレブや王室・著名人に愛されるスイスの高級宝飾ブランド、アドラー(Adler)の日本代理店をつとめ、売り場は世界各国に広がっています。
『25ans』エレガントブログで上野沙也加のLIFE STYLE SCRAP、ザ・ウェディングのオフィシャル・ブライズとして花嫁ブログも執筆中。

"カジュアル"な社会貢献を通じ女性を応援する 上野沙也加さん

「知りたい」という意識がとても高い
上野さん。 今後もCAREの報告会や懇親会
に積極的に参加してくださるそうです。

CAREとの出会いは、岩手県の食材を使ったお料理教室。
東日本大震災発生後に注力していた支援活動団体が、CAREと同じく山田町で事業を展開されていた等、CAREの山田町での活動にご関心をもっていただいたのがきっかけ。
お料理教室は、参加費もおさえられていて、支援活動にかかわる「導入」としてはお勧めとおっしゃる上野さん。

「東日本大震災によりいろいろ変わった」という上野さんのこの1年には、様々な巡り合わせがあったといいます。ボランティアの方、企業の方、そしてCARE。同じビジョンを共有する方々とはすぐに結びつくそうです。



昨年11月にガーナを現地視察した事務局長。
現地で広く流通している食品添加物を示しつつ説明しています。

日韓のハーフとして育った上野さんの周りには、外国籍の方も多く、現在取り引きのある業者の方も国際色豊か。そのような環境の中、自然と国際情勢に興味をいただき、大学でも国際関係学を専攻された上野さんは、まずは途上国の人々がおかれた現状を「知る」ことが大切だと強調されます。

昨春の「世界水の日」にあわせ、CAREが開発した公式アプリもブログで紹介してくださる等、アフリカの水事情を広く知っていただくことにもご協力いただいております。

また、年末にお母さんになられることを踏まえ、「これまで気に留めなかったニュースが身近に感じられる」とのこと。「水」や「乳児の栄養」問題もその一つ。


特に、CAREの新しい取り組みであるガーナにおけるソーシャルビジネス事業にご関心をお寄せいただいております。
この取り組みは、CAREと味の素等の協働事業で、味の素が開発中の2歳以下の乳幼児を対象とした栄養強化食品をガーナにて流通・販売することにより貧困女性の小規模起業家育成(雇用創出)、教育、保健衛生等を通じて貧困からの脱却を目指すというものです。

初対談を終え、リラックス。
次回の対談は8月に予定しています。

妊娠期から子どもが2歳を迎えるまでの期間が栄養不足の影響が最も深刻な時期。先進国の母親でも食にとても気を使いますが、その思いは世界共通。この事実を知ることと、活動を支援する1人として今後も末永く(この事業を)応援していきたいと思っています」と力強く語ってくださいました。

また、ゆとり世代として育った20代前半の上野さんたちは、より"カジュアル"に社会貢献をとらえ、当たり前の習慣として取り入れている世代といいます。

最後に、企業家としてご活躍されている上野さんは、「1人の母親として、日本における女性だけでなく世界の様々な環境で同じ時代に生きる女性や子どもに役立ててれば幸いです」と世界の女性に向けてエールを送ってくださいました。

お仕事中の上野さん

ご実家のアドラー(宝石会社)の展示会で

大学時代は阪急百貨店にお店を
出店されていました

事務局長のコメント

CARE事務局長 武田勝彦

もうすぐお母さんになるという意識から、食の安全に関心を寄せていらっしゃったのが印象的でした。
日本で子育てをすることと途上国で子育てをすることは、共通する点もある、遠い世界のことではない、ということを教えてもらったように思います。
また、途上国の女性たちにも「ハッピーに生活してもらいたい」との上野さんのメッセージ、先進国で支援を提供する人々にも言えるのではと思いました。
日本の協力者や寄付者も支援をすることに楽しみを見出せないと、その社会的役割は長続きしないだろうと考えてしまいました。
上野さん、対談、ありがとうございました。

第14回対談 猪熊真理子さん 株式会社OMOYA 代表取締役社長

第13回対談 母里比呂子さん 株式会社hirondelle 代表取締役

第12回対談 駒崎クララさん 株式会社KoLabo代表取締役社長

第11回対談 神宮司希望さん 株式会社eggcellent取締役最高執行責任者(COO)

第10回対談 古橋あや香さん SHY FLOWER PROJECT 代表

第9回対談 西出博美さん NPO法人 ぱぱとままになるまえに 代表

第8回対談 堀江由香里さん NPO法人Arrow Arrow 代表理事

第7回対談 黒田幸さん 株式会社KARAFURU 代表

第6回対談 渡邉さやかさん 一般社団法人 re:terra 代表

第5回対談 林民子さん ダブルツリー株式会社 代表取締役

第4回対談 新舘祐子さん NPO法人「KIDS CHEER プロダクション」理事

第3回対談 山本麻理子さん プライベートフォトスタジオ「HOME」経営者

第2回対談 田中葉月さん 国際教育関連会社 理事

第1回対談 上野沙也加さん 有限会社ロイヤルガーデン代表取締役

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