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2002年 8月号(環境教育特集)



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          ケア ジャパン ニュースレター

        **読むだけで国際協力**  2002年8月1日
       (http://www.carejapan.org)
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今回は、身近な動物園とCAREが行っている環境教育を通して
「環境教育」について考えてみました。
タイプは異なりますが、どちらも実体験を通して自然環境を考える機会を
提供しています。
「動物園から見える環境教育」では、動物園での環境教育のあり方を、
「CAREのタイにおける環境教育」では、タイの環境問題とそれに対する
CAREの活動を取り上げました。

  【コンテンツ】
   ●国際協力基礎講座(3)
   ★動物園から見える環境教育
   ★CAREのタイにおける環境教育

【動物園から見える環境教育】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
≪まえがき〜5年振りの動物園訪問〜≫
7月某日、私達ケアジャパンボランティアチームは某動物園へ
行ってきました。
20歳にもなって動物園に行くなんて・・・という悪魔のささやきは無視し、
童心に帰って、ちょっとオトナの視点で、動物園について考えてみました。
題して「動物園は環境教育に有効か?」
ご一緒に考えて頂ければ幸いです。

≪動物園を通じて、環境問題を学ぶ?!≫
アシカ、インドゾウ、エミュー、オカピ・・・
動物園には見たことも聞いたこともない動物がいます。
園内の動物だけで"いろはカルタ"が出来てしまいますね。
子ども達は「世界中にはいろんな動物がいる」という事を実感できることに
よって、私たちの住む日本だけでなく、世界中の動物にも興味を持つように
なります。
また、「この動物は絶滅の危機にあります」という看板を見れば、
世界中で進んでいる環境破壊について、動物を通じて知ることが出来ます。

そういった理由で、子ども達に動物と触れる機会を与えてくれる動物園は
子ども達の自然を大切にする心、動物をいたわる心を育む場であるように
思われます。

≪動物園の動物は「自然」だといえるのか??≫
しかし、子ども達に動物と触れ合う機会を、といっても、動物園の動物たちが
果たして本当の動物といえるのでしょうか?
本来の生息地を離れ、人間の作った檻の中で生活し、人間の与えるえさを
食べ、人間に見られるために生きている動物たち。
生まれも育ちも動物園で、本当の自然を知らない動物たちも多いのです。
これらの動物たちを見て、動物とは「見て楽しむもの」、
「人間がコントロールし得るもの」という印象を与えるという一面も考えられは
しないでしょうか?

≪それでもやはり、動物園!?≫
動物園は、「作り上げられた」環境であることはぬぐいされません。また、
動物にとってはある意味人間の身勝手さの犠牲になっている側面もあります。

こういった矛盾をかかえつつも、動物園は、やはり都会の中で、子とも達が
「野生」の動物と出会い、人間だけでない環境に対する意識を高められる
場なのです。

(動物に触れることは、子ども達には貴重な体験であるけど、動物園の動物
は自然の動物とはいいがたく、それでも、ある意味野生動物の保護には
役にたっていて・・・・!
本当に動物園は、考え出すと、ぐるぐると、簡単には結論のでない
テーマでした。是非、一度は皆さんも考えてみてください。)

次に、すこし動物園から離れて、「生」の自然の中で実体験を通じて環境意識
を高める試みをしているケアの環境事業について紹介します。

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【CAREのタイにおける環境事業】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
≪タイにおける森林破壊≫
タイの国土面積51万平方キロメートルのうち、森林面積は現在、約15万平方
キロメートル(国土の3割程度)。1960年の調査に比べて半減しています。

≪住民参加による環境教育と緑化活動≫
ケア ジャパンとケア タイランドの合同で、環境に関する4つの活動を
行なっています。森林の過伐採で、自然が急激に壊され、深刻な問題と
なっている北部ランプーン県・東北部ウボンラチャタニー県を中心に、
地域の住民と協力して、環境活動に取り組んでいます。

(1)環境副読本の配布 (環境教育のための参考書)
「知恵のふくろうおじさん」(ふくろうは、タイの森の知恵者とされています!)
が、環境保護の大切さをわかりやすく説明してくれます。CAREで作った
この本は、タイ教育省を通して、全国3万校に配布しています。特に、
タイの奥地では、教材が少なく、環境活動の参考書として重要な役割を
担っています。

(2)コミュニティ環境センター (環境教育の拠点)
環境センターは、地域の住民が、環境のことを勉強したり、それを実行に
移す場として利用されています。このセンターができたのは、村民や若者達
から、「環境について学ぶ機会と施設がほしい!」という声があがったからで
す。村民、若者、教育長と協力し合い、閉校となっていた小学校を、環境セン
ターにリフォームし、環境教育の拠点となっています。

(3)ワークショップキャンプ・苗木園 (植林)
村の小学生を対象に、泊り込みのキャンプを行い、森の中で、さまざまな
植物・生物に触れながら、自然保護について考える機会となっています。
同時に、村の長老達から、地域に古くから伝わる自然を利用する知恵を
学びます。また、子ども達と住民が年間6000本の木を学校の敷地内や
農村に植え、自らの手で育てています。

(4)環境イベント (住民と各期間の連携)
キャンプ、植樹に参加した子ども達を中心に「自然はこんなに大切だよ!」
「自然を守るためにこんな活動をしたよ!」を発表しました。自然を活かした
伝統文化や、生活の知恵の紹介もあり、CAREのプロジェクト校のみならず、
県全体から、2ヵ所で計4000人が参加しています。
自分達の考えをアウトプットし、他村の活動をインプットすることは、再考と
成長の機会となります。また、子どもたち、官、学校、村人が一つになり、自
然保護という目的をしっかり共有します。

CAREが離れてもこれらの活動が地元へ本当に根付くように、実体験を通した
環境教育で環境に対する意識を高めることが、持続可能な開発にとって
重要な、自然保護活動の基盤となることでしょう。

両者は毛色が違うものであるけれど、どちらも「体験」を通じて、私達に
「環境教育」を考える貴重な題材を与えたことだけは確かです。

日本とタイは子ども達を取り巻く環境も、文化も異なります。

地域、身の丈にあった方法で、それぞれの活動から同じ地球の環境を
もっと考えて、地域からみんなの地球の環境を改善していく。
そんな活動を日本からも発信できませんか?

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詳細は
↓
タイでのプロジェクト〜緑化活動と環境教育事業、スタディーツアー
http://www.carejapan.org/whatscare/projects/thai/projectinthai.html

New Letter No.41 タイ「緑化事業」について
http://www.carejapan.org/whatscare/newsletter/nl41activity.htm#

News Letter No.47「人」が主役の環境事業
http://www.carejapan.org/whatscare/newsletter/nl47activity.htm#


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【編集後記】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
象さんに会うのが夢でした。(かとぅ)
大好きなデートコースがひとつなくなりました。(鎌田)
もっと外に出て、メルマガに反映させたいです♪(荒井)

★∞∞★∞∞★書き損じはがきキャンペーン★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞
ケア ジャパンでは、誰でもできる国際ボランティアとして未投函の官製はがき
をあつめています!!! 詳しくは
→http://www.carejapan.org/donation/inkind.html

★ ∞∞★∞∞★第2回ボランティア総会★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★

ボランティアさんとのコミュニケーションの場、ケアジャパン・ボランティア
総会を前回に引き続き開催したいと思います。すでにボランティア・セミプロ
の人もこれからはじめたい人、ふるってご参加ください。

(日時)8月4日(日)午後2時〜4時
(場所)ケア事務所

〈連絡先〉
担当:秋山 晶子
(e-mail) a.akiyama@carejapan.org
(電話) 03‐5950‐1335

◆◇発行元◇◆ω(^o^)ω(^3^)ω(*^o^*)ω(^^ )ω(^_-)ω(^0^)ω

(財)ケア ジャパン
 〒171-0032 東京都豊島区雑司ヶ谷2-3-2
 ホームページ:http://www.carejapan.org/
お問い合わせ:info@carejapan.org
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