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ケア ジャパン ニュースレター
**読むだけで国際協力** 2002年12月1日
(http://www.carejapan.org)
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今月のメールマガジンは、国際協力フェスティバルで
ケア ジャパンが販売していたTシャツにまつわるお話です。
【コンテンツ】
★赤いリボンの意味
★CAREのエイズ事業
・予防教育
・Living With AIDS事業
★今日、私達が出来る事
【赤いリボンの意味】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
去る10月5〜6日、ケア ジャパンは日本最大の国際協力イベントである
「国際協力フェスティバル」に参加しました。
(メールマガジン(10月3日発行)でも特集)
フェスティバルでケア ジャパンは、事業紹介とタイ製品、
売れ筋No.1のシルク混紡草木染めショールを
はじめ、象のバッグ、筆箱や名刺入れなどの文具、ランチョンマット、
テーブルクロス、箸、調味料入れといった雑貨、タイらしい象柄や
クリスマス向けのグリーディングカード、それにTシャツ等の販売を
行いました。これらの商品は、すべてCAREが行っている事業の中で作られた
手工芸品です。
さて、その中に胸に“赤いリボン”の刺しゅうがついたTシャツがあります。
赤いリボンはもともと病気や事故で亡くなった人々への追悼の気持ちを表す
ヨーロッパの風習でした。1980年代末からアメリカ・ニューヨークの
アーティストたちがHIV/AIDSに倒れた仲間への追悼とHIV/AIDS理解や
支援の意思表示として胸に赤いリボンを使いはじめました。
これ以後、リボンは「レッドリボン」と呼ばれ、HIV/AIDSに対する偏見や
差別をなくす活動のシンボルであると同時に、偏見や差別を持たない
というメッセージを周りに伝えているのです。
実はこの「レッドリボン」Tシャツは、タイで行われているCAREの
エイズ事業と深く関わっています。
【CAREのエイズ事業】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
タイには全人口(約6100万人)のうち、およそ130万人ものHIVウイルスに
感染している人、いわゆるHIV感染者がいると推計されています。
そのうちの40%が北タイに属しています。
また、タイはHIV感染率が最も急激に伸びている国の一つでもあります。
HIVの感染は感染者の命を奪い、また家族への二次感染を引き起こす事に
よって社会全体をも崩壊させます。
そして、HIV感染についての誤った知識が更なる悲劇を生み出しています。
友人、同僚、家族までもが感染を恐れてHIV感染者をコミュニティから
追い出し、迫害するのです。
CAREでは、HIV/AIDSの予防教育を行うと同時に、
Living With AIDS Project(AIDSとの共存事業)を行っています。
〈予防教育〉
対象地域は北タイの4県の70ヶ村とバンコク近郊の工場地帯
(サムットラプカーン県)です。
北タイでは12〜30歳の若者を対象に予防教育を行ってきました。
地域の先生・村のリーダー・僧侶と一緒に学校などに合宿しの予防法、
危険性などを話し合い、HIV/AIDSに対する理解を深めます。
サムットラプカーン県は北タイとバンコクについでHIV感染者の多い
地域です。出稼ぎ労働者を対象に、工場の経営者に働きかけ、工場の
敷地内でHIV/AIDSについての教育を行っています。
〈Living With AIDS事業〉
北タイの4県と東北タイの1県で行われています。HIV感染者とその
家族が、地域で不自由なく生活できるような社会環境を作る事業です。
HIV/AIDSに関する正しい知識を広め、感染者への偏見をなくす事で、
感染者を受け入れる環境作りを目指しています。
また、HIV感染者のために各県の病院と協力してHIV/AIDS窓口を設置し、
HIV検査や患者同士が話し合える場の提供をしています。
さらに、HIV感染者でも作業可能な仕事の紹介等を行っており、
ケア ジャパンが「国際協力フェスティバル」で販売していたTシャツも
対象地域の村で作られています。HIV感染者だけが作るものも
ありますし、感染者と非感染者が共同で作っているものもあります。
Tシャツの他にはシャンプーなどが生産されています。
このシャンプーやTシャツを作製する事の利点は、
村にあるものを使う事によって村の文化が保全されるという点、また
村人が副業として作業をする事が出来るという点にあります。
村人はこれらの製品をケア タイランドに売り、ケア ジャパンがケア
タイランドから買いつけます。その収益はすべてエイズ事業に使われます。
また、村人がケア タイランドに製品を売った時の収益はすべて村に
還元され、HIV/AIDSのためにお金も食べ物もない人や、病院に行く事の
出来ない人のために活用されます。
収益が資金面でエイズ事業を支えるだけでなく、職を得る事が、
社会から阻害される生活の中で人間としての自尊心を取り戻すきっかけ
にもなっています。
【今日、私達が出来る事】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、今日12月1日は
「世界エイズデー」です。
日本中で、世界中で、エイズに関する様々なイベントが予定されています。
近年、HIV/AIDSという名前自体は多くの人々に認知される様になりました。
しかし、感染経路、予防方法等、残念ながら全ての人が正しい知識を
持っているとは言えません。
また、間違った知識から、多くのHIV感染者が偏見・差別に
苦しんでいるのも事実です。
HIV感染者に対する福祉を充実させる事と共に、HIV/AIDSについて
一人一人が正しい知識を理解する事も重要だと言えるでしょう。
今日のエイズデーをきっかけに、私達が「正しい知識を知ろう」と関心を
持つ事が、HIV/AIDS問題解決の第一歩となるのではないでしょうか。
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【編集後記】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
はじめてメールマガジンに参加しました。
テーマがエイズということもあっていろいろ勉強になりました。
これからもっとずっといいものがかけるようにがんばりたいです。 (松本)
今回、一度もミーティングに参加せず、ML上のみでのやりとり・・。
こんな怠慢な編集者をお許し下さいませませ。。 (坂井)
なぜ世界エイズデーは12月1日なのだろうか?
なぜサンタさんは安全に煙突から進入できるのだろうか?
あぁ、今夜も眠れない…(かとぅ)
一難去って、また一難・・・。 (荒井)
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