ケア・インターナショナルロゴ
CAREとは
私にできること
企業
パートナーシップ
プレスルーム
リンク
お問い合わせ
サイトマップ
私にできること

メールマガジン バックナンバー

2006年 11月号

★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★

     ケア・インターナショナル ジャパン メールマガジン
* 読むだけで国際協力 *  2006年11月1日
< http://www.careintjp.org >
メルマガチームによるブログ<http://blogs.yahoo.co.jp/care_bora>

★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★∞∞★

11月になりました。編集会議には早くもおでんが登場しています!そんな会議
の様子を感じていただきたくて、只今ブログにてWEB投票を開催中。
みなさんもぜひ一票を!メルマガについてのコメントもお待ちしています!
↓↓ 投票受付中 ↓↓
http://blogs.yahoo.co.jp/care_bora/POLL/yblog_poll_list.html?fid=568913

さて、先月2006年度のノーベル平和賞が、バングラデシュのグラミン銀行と創
立者のムハマド・ユヌス氏に贈られました。過去にこのメルマガでも取り上げ
た、マイクロファイナンスにおける活動が評価されての受賞です。
→http://www.careintjp.org/support/mg-backnumber/mg056.html
今月号は、11月の国連デーから「戦争と武力紛争による環境搾取防止のための
国際デー」をピックアップしました。私たちの目には映らない、戦争の後遺症
とは…?

┏━【CONTENTS】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■ 今月のPick Up!・・・CSR
■ コラム・・・戦争と武力紛争による環境搾取防止のための国際デー
■ CAREトピックス・・・CAREスタッフのジャワ活動日誌up!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■□■ 今月のPick Up! ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

        CSR

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最近、「CSR」という言葉をよく耳にしたり、目にしたりしていませんか?
他ならぬCAREでも、9月25日に「CSRシンポジウム」を開催したばかり。既にNGO
やNPOで活躍する人々の間では「知っていて当然!」の用語となっています。

▼CSRとは

CSRとは、「企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility)」と訳さ
れ、企業が利益を追求するだけではなく、企業の責任として社会問題や環境問
題に自主的に取り組むことです。わかりやすい例で言うと、自動車メーカーが
環境にやさしい車を開発することや、従業員が地域で行うゴミ拾いなどが挙げ
られますが、それだけでなくCSRの活動は非常に広範に及びます。

投資家に対して正しい情報を提供する、従業員が働く上での安全を守る、取引
先にリベートを要求しないといったこともCSRにあたります。また、最近ニュー
スで話題になる、「消費者に向けて安全で良質な商品を作る、説明する」とい
うことも含まれ、一般的にはステークホルダー(企業の利害関係者:投資家、
消費者または顧客、従業員、地域社会、取引先、行政など)ごとに分類される
ことが多いようです。

▼CSRの歴史

CSRのルーツは、社会貢献の意味合いが強い「フィランソロピー」、芸術・文化
振興が中心の「メセナ」などにあります。
フィランソロピーは「人間愛」を意味するギリシア語「フィラントローピア」
が語源と言われています。17世紀に哲学者フランシス・ベーコンがフィランソ
ロピーについて言及したことから、イギリスで発展しました。メセナは「芸術
文化支援」という意味のフランス語で、古代ローマの政治家マエケナス(Maece
nas)が芸術家を積極的に支援したことが由来です。

以上の2つは、企業の社会貢献活動という広義でアメリカでは20世紀初頭から
盛んに謳われ、企業活動の利益から設立されたカーネギー財団やロックフェ
ラー財団が出現しました。
ヨーロッパでは「寄付活動」「慈善活動」から一歩進んで、CSRやサステナビリ
ティ(持続可能性)という言葉が使われ、NGO・NPOとともに積極的により良い
社会をつくるという概念が主体となっていきました。日本におけるCSR的概念の
歴史も古く、「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」に代表され
るように、江戸時代の商人の間で既に社会や顧客にとって良い経営・企業とい
う考え方が根付いていました。

▼CSRの現在

日本のCSRは、高度経済成長期に大問題となった公害への対応・対策が直接的な
前身といえます。日本で「CSR」という言葉が注目され始めたのは2000年以降、
アメリカのエンロン事件をはじめ、企業の不正が取りざたされてからです。日
本の大企業もそれまで公害対策を担当していた「環境対策部」を「CSR推進部」
などに変更し、「コンプライアンス(法令順守)」を中心に考えていました。

以上のような経緯から、アメリカと日本のCSRはリスクマネジメントや株主利益
を重視しており、企業の柱を「(公害などリスクを回避する意味での)環境」
「経済」の2つに比重を置いています。一方でヨーロッパは「(地球を守るとい
う意味での)環境」「社会」「経済」の3つ「トリプルボトムライン」を重要視
し、コンプライアンスはCSR以前に当然企業がやるべきこととして捉え、環境問
題や社会問題に積極的に取り組んでいるのが特徴です。

▼これからのCSR

多くの専門家が現在の日本のCSRは過渡期にあるといいます。これまでのような
リスク回避型、周りもやっているからやるという消極型のCSRから、市場を創造
する、事業と連結して行う、「リターン」を考えて行う積極型、戦略型へと変
化を始めています。利益が出たときに寄付活動を行うだけでは、CSRの本来の目
的を見失ってしまいます。地球がなくては、社会がなくては、企業が存続して
くことはできません。環境や社会について「持続可能性を追求する」ことこそ
がCSRの意義といえ、単発の寄付活動ではその意義を貫くことができません。

これからはCSR自身も持続可能であることが要求されます。そのためには企業が
「どうやって成長していくか」という経営理念や方針を明確にすること、いか
に社会貢献と事業と一体化させていくか、CSRの戦略性が大切です。

(担当:りえ http://blogs.yahoo.co.jp/care_bora/3254345.html)
CAREが主催したCSRシンポジウムも実に200人以上の参加があり、企業・社会の
関心の高さが伺えました。この10年でCSRという言葉が日本中に広まり、大企業
がこぞって対策を始めています。日本のCSRの規模は、
●2004年度社会貢献活動支出総額は1508億円
●1社平均で3億5100万円(前年対比5.1%増加。経常利益費の1.5〜3.5%)
(経団連会員企業+1%クラブの法人会員、454社の回答(2005.8~10)によるア
ンケート)
とのこと。企業と地域社会とNGO・NPOがいっしょに、社会や環境について考えら
れる場所がもっと増えて欲しいと思いました。

■□■ コラム ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  戦争と武力紛争による環境搾取防止のための国際デー(11月6日)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2001年11月5日、国連総会は毎年11月6日を「戦争と武力紛争による環境搾取防
止のための国際デー」とすると宣言しました。この環境搾取は、例えば放射能
汚染や生物化学兵器などにより生態系・自然環境が侵害または破壊され被害を
こうむることをさします。武力紛争における環境被害が、紛争終了後もしばし
ば国境や世代を超え長年にわたって、生態系と天然資源に悪影響を及ぼすと考
えられたことからこの国際デーがおかれました。この国際デーには戦争と武力
紛争による環境被害についての認識を高めるため、記念行事が行われます。日
本でもこの日は各地で講演集会などが行われています。

▼戦争が環境に残す「後遺症」

これまで、そして今でも、さまざまな戦争や紛争が行われていますが、その中
から戦争が環境に大きな影響を与えた例としてベトナム戦争と湾岸戦争を取り
上げます。

ベトナム戦争(1960年‐1975年)は、インドシナ戦争後のベトナムの独立と南
北統一をめぐり起こった戦争です。この戦争で米軍は、敵が姿を隠しやすい林
の茂みや植物を取り除き、人々が口にする農作物をだめにすることを目的に除
草剤の一種である枯葉剤を使用しました。この枯葉剤にはダイオキシン類が含
まれていて森林が破壊されただけでなく、人体にも深刻な影響を与えました。
ダイオキシンには発がん性物質が含まれており、土壌の中に残留したダイオキ
シンは食物連鎖を経て最終的に人間の口に入り、それが体内に蓄積されます。
その結果、癌の発生率が高まり、また流産や死産、奇形児が生まれる可能性も
高まったとされています。

湾岸戦争(1991年)は、1990年にイラクがクウェートに侵攻したのを機に、米
国が中心となり、国際連合が多国籍軍(連合軍)の派遣を決定し、イラクを空爆
したことで始まりました。この戦争では、ペルシャ湾への大量の重油の流出や、
化学兵器貯蔵庫への攻撃による危険物質の拡散など環境に深刻な影響をもたら
しました。また、劣化ウラン弾と呼ばれる兵器が使われました。この兵器は核
燃料や核兵器を製造するために、天然ウランを濃縮する過程でできる副産物を
利用したものです。この兵器のもたらす環境被害に関してはまだ研究中ですが、
悪影響に対する深い懸念が示されています。

▼環境搾取防止への課題

「戦争と武力紛争による環境搾取防止のための国際デー」がおかれたのは2001
年ですが、その後2002年10月28日にコフィ・アナン国連事務総長は、劣化ウラ
ン弾に対しても環境被害における未知の脅威に懸念を示しプレス・リリースで
訴えました。しかし、翌2003年3月に米・英軍は再び劣化ウラン弾を使用してい
ます。劣化ウラン弾に対する各国の反応にはばらつきがあります。米国は人体
や環境に対する影響を認めていませんが、米国と同じく劣化ウラン弾を使用し
た英国は2004年に影響を認めています。1992-1995年のボスニア・ヘルツェゴビ
ナ紛争や1999年のコソボ紛争で米軍を主力とするNATO軍が劣化ウラン弾を使用
した際には、ドイツは劣化ウラン弾を使用しないと宣言し、フランスはアメリ
カに対し使用に対する説明を求めています。少しでも危険性が懸念されながら
国により対応が異なるのであれば、国際的に劣化ウランを使用禁止にするなど、
人体・環境への危険性を減らす努力が必要なのではないでしょうか。
国連プレス・リリース
→http://www.un.org/News/Press/docs/2002/SGSM8463.doc.htm

(担当:もん http://blogs.yahoo.co.jp/care_bora/20645002.html)
人体環境に悪い云々より、戦争や紛争に使用して被害者を出す兵器すべてが悪
いと私は思います。「きれいな兵器、きたない兵器」という言葉がありますが、
兵器として使用する以上「きたない」です。

■□■ CAREトピックス ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼▽ジャワ駐在スタッフ熊澤ゆりの現地活動日誌 Up!▽▼

インドネシアで活動しているCAREスタッフによる現地報告をブログに掲載しま
した。ジャワ地震後の支援活動中のスタッフが肌で感じた、インドネシアの地
震事情とは?現地から生の声をお届けします。
http://blogs.yahoo.co.jp/care_bora/22152361.html

★☆★編集後記★☆★∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
・問題解決の手段が武力というのは悲しいです。(もん)
・みなさん、ブログにも遊びに来てくださいね。せっせと書いてます。(りえ)
・ジャワ駐在スタッフの日誌は衝撃です。
駐在の心構えの大切さも、改めて感じました。(めぐ)

○○●●●●●○○○○○○●○○○○○●●●●●○○○●●●●●●
○●○○○○○●○○○○●○●○○○○●○○○○●○○●○○○○○
○●○○○○○○○○○●○○○●○○○●●●●●○○○●●●●●●
○●○○○○○●○○●●●●●●●○○●○○○●○○○●○○○○○
○○●●●●●○○●○○○○○○○●○●○○○○●○○●●●●●●

★☆★メールマガジン・スタッフ募集★☆★∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「読むだけで国際協力」はボランティアスタッフにより発行されています。
このメールマガジンを一緒に作ってくれるボランティアさんを募集しています。
ご興味をもたれた方は
(担当)菅沼まで<m.suganuma@careintjp.org>

メルマガボランティアの素顔「メルマガ発行奮闘日誌」はこちらのブログから
→ http://blogs.yahoo.co.jp/care_bora

■□■皆さんからのご意見・ご感想をお送りください。■□■
メルマガ上にてご紹介させていただきます!
→ info@careintjp.org

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
☆発行元:(財)ケア・インターナショナル ジャパン
〒171-0032 東京都豊島区雑司ヶ谷2-3-2
ホームページ < http://www.careintjp.org >
お問い合わせ < info@careintjp.org >

☆配信登録・解除・配信先変更 はこちらから
http://www.careintjp.org/support/mailmagazine1_1.html

☆このメルマガは、次のシステムを利用して配信しています。
・『まぐまぐ』 ( http://www.mag2.com/ マガジンID:0000086644 )
・『melma!』( http://www.melma.com/ マガジンID:m00058587 )
☆Copyright(C) CARE International Japan 許可無く転載することを禁じます。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

 
▲ページトップへ
  CAREとは私にできること企業パートナーシッププレスルーム
リンクお問い合わせ個人情報保護方針サイトマップ
copyright(C), CARE International Japan, All rights reserved
〒171-0032 東京都豊島区雑司ヶ谷2-3-2 TEL : 03-5950-1335 / FAX : 03-5950-1375
e-mail : info@careintjp.org