安全な水は、健康と豊かな生活にとって最も重要な要素です。人間は水なしで生きることができません。国連のミレニアム開発目標では、2015年までに安全な水と基本的な衛生にアクセスできない人の割合を半数にすることを掲げています。
しかし、途上国の貧しいコミュニティにとって、安全な水は、なお高価で、収入の約5分の1を水に費やしています。また、安全な水を汲むために一日何時間もかけて水源まで歩き、順番を待たなくてはならないために、子どもは学校に通えず、大人は収入につながる活動に従事することができません。
毎年、10億人以上の人々が安全な水を手にすることができず、200万人以上が安全な飲料水を飲めないことが原因の病気で亡くなっています。また、毎日約6,000人の子どもたちが下痢のために命を失っています。
病気の減少
CAREの水と衛生プロジェクトでは、公衆衛生や家庭内の衛生環境を改善すると共に、貧しいコミュニティにおいて水因性の病気の発生を減少させます。
CAREは、農村コミュニティや都市部の住民と共に水と衛生の安価なシステムを建設・管理していくためのトレーニングを行っています。CAREは建設費用を補助しますが、コミュニティが現金と労働力の大部分を提供します。維持管理のための費用は、コミュニティが全額を支払います。CAREのプログラムは、コミュニティが水と衛生が健康問題と密接に関係していることに気づき、衛生環境を改善していくことを支援します。
村では地元の水管理委員会が設立され、給水システムを管理します。多くの場合、この委員会はコミュニティが抱える水以外の問題にも対処するようになります。
また、CAREは、病気のリスクを減らすため、水と衛生のすべてのプロジェクトにおいて、健康の維持と衛生環境などの改善についての教育を行っています。
世界中の人々を支援
CAREの活動により、約20,000のコミュニティが独自の水システムを建設し、維持管理を行っています。
2000年には、31カ国の310万人が、より安全な水と衛生のサービスを受けることができました。
参考