2024年度年次報告書が完成しました
この度、2024年度年次報告書が完成しました。
今年度(2023年度7月~2024年度6月)も、絶えることのない自然災害や武力衝突が当財団の活動に大きな影響を与えた年でした。
ケア・インターナショナル ジャパンは、ケア・インターナショナルの一員として、開発支援では、東ティモールにおいて、3つの事業(農業用水改善事業、遠隔集落における生業改善事業、学習教材「ラファエック」を通じた自立支援事業)、ネパールにおいては、遠隔地の学校における教室改修支援事業を実施しました。
また、緊急支援では、新たにモロッコ地震被災者緊急支援事業を展開したほか、引き続き、ウクライナ危機緊急支援事業、トルコ・シリア地震被災者緊急支援事業に貢献しました。
国内においては、歩く国際協力「Walk in Her Shoes」チャリティウォーク・キャンペーンなどを通じて、世界で弱い立場におかれた人々の現状を知っていただき、支援の輪を拡げるために、以下のような活動を行いました。
本年度は、東ティモールにおける「農業用水改善事業」および「遠隔集落における生業改善事業」の切れ目のない受託収益のほか、東京マラソン2024チャリティ、街頭での寄付勧誘活動等、個人支援者からの寄付金収入が順調に伸び、企業、CARE支援組織からも引き続き力強いご支援をいただきました。これらの結果、収入が対前年比およそ4パーセント増大となり、着実に前進する一年となりました。また、活動が拡大するなかにあって支出の抑制努力を継続した結果、黒字決算となりました。
本年度も、支援者の皆さまのご協力により、貧困の中でより脆弱な立場にある人々の自立を支援する活動を行うことができました。皆さまのご支援に心から感謝申し上げます。
当財団の長期的な活動は、皆さまからの継続的なご協力によって支えられています。今後とも当財団の活動に対するご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
これまでの年次報告書はこちらからご覧いただけます。©︎Juozas Cernius/CARE
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