ファンドレイジングインターンをご紹介します
皆さま、はじめまして。2022年11月からインターンを務めさせていただいている小手川(こてがわ)です。
私は現在大学3年生で、大学では主にポルトガル語について学習していますが、その傍ら、ポルトガル語圏の国々の社会や文化についても学習しています。また、アフロ・ブラジル研究というゼミに所属し、そこでは主にウンバンダやカンドンブレといったアフロ・ブラジル宗教に加えて、ブラジルなどでみられる人種差別についても日々学びを進めています。
私が対象としている国は主にブラジルで、これらの学習を進めていくうちにブラジルでは富の偏在が顕著であるが故に国民の多くが貧困層に属していることや一見ブラジルという人種のるつぼのような国では人種差別が見られないと思われがちな国でも当たり前のように人種差別が存在していることを学ぶことができました。
特に、貧困層の人々はあらゆる不利益を被っており、劣悪な生活環境での生活を強いられることに加え、お金がないことが原因で満足な教育も受けることができないという現状があります。ブラジルでは、日本と違い義務教育課程においても留年が存在することから、家の手伝いや労働に奔走しなければならない貧困層の子どもたちは教育課程からフェードアウトしてしまうという現実があります。ブラジルだけでなく、世界中の貧困層の子どもたちが教育を受けられずに選択の自由さえ失われてしまっている格差の是正への一助になりたいと思いこのインターンに志望させていただきました。
私が担当する歩く国際協力「Walk in Her Shoes 2023」では、私の志望動機とは少し離れてしまいますが水汲みをさせられている女性や女子の現状を少しでも理解してもらうために全力で精進したいと思います。よろしくお願いいたします。
写真:事務所にてインターン仲間と(筆者は手前)
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