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コロナ禍の東ティモールで学習雑誌「ラファエック」特別版を届けました

🄫Josh Estey/CARE


新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大する中、東ティモールでは、3月から6月末まで緊急事態宣言が発出され、全土で休校が続きました。
この間、子どもたちの教育へのアクセスが途絶えてしまう可能性があり、さらに、口述による伝達が主な情報源である地方に住む人々に、感染予防のための正確な情報を伝える必要がありました。

CARE東ティモール事務所のスタッフは、行動可能な範囲内で、およそ60の村に学習雑誌「ラファエック」特別版を配布しました。この特別版は、インターネットやテレビがなく、教育や情報へのアクセスが限られている地方の子どもたちを対象にしました。
さらに、新型コロナウイルスの感染拡大防止策に加えて、緊急事態時に起きやすいジェンダーに基づく暴力の相談先等についての情報も同時にコミュニティに提供しました。

さらに、ラファエックFacebookページでは、保健省や世界保健機関(WHO)の情報を基にした現地語のテトゥン語による投稿を行い、新型コロナウイルスについての正確な情報を発信しています。

CAREは、最も困難な状況にある人々に支援を届けています。
このコロナ禍においても、今できる支援を実行し続けていきます。


参考情報

識字率と貧困の関係について

今、世界の15歳以上のおよそ6人に1人は、読み書きの能力を身につけられないままでいます。

識字率と所得には相関関係があり、識字率が低いと世帯の所得も低いことが分かっています。また、親の識字能力の低さが、その子どもの栄養・健康状態、そして就学率にも悪影響となって現れ、貧困の連鎖につながってしまいます。

学習雑誌「ラファエック」について

参考情報

CARE東ティモール事務所が制作・配布している学習雑誌「ラファエック」は、子ども向けは年齢別で2種類、加えて、教師向け、成人向けがあり、合計で4種類を発行しています。
また、子どもとその家族が、一緒に学習雑誌「ラファエック」を読むことを推奨しています。親や兄弟姉妹が読み聞かせるだけではなく、子どもが音読するのを家族で聞いたり、読み書きを学ぶ機会がなかった親と、文字が読める子どもが一緒にラファエックを読んだりなど、様々な手法を紹介し、家族全員の識字能力の向上に取り組んでいます。

「ラファエック」事業は、識字率向上に寄与するだけでなく、家族全体の生活向上を目指し、事業を実施しています。

「ラファエック」事業についてもっと知る>>


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