ウクライナ支援~供給網が崩れ、不足している医薬品や医療機器を病院へ
CAREはパートナー団体とともに、ウクライナ国内の病院や医療施設へ、不足している医薬品や医療機器の提供を行っています。
薬を製造する多くの工場は、深刻な被害を受けた地域にあり、中には破壊されたものもあります。原料の一部は海外から調達していますが、非常に高価であり、また国境の状況により、輸送が遅れることもしばしばです。特に、パーキンソン病や糖尿病、脳卒中の治療薬など、特別に必要な薬は入手が困難です。
病院では、外傷の患者が増加しており、毎月50〜70人の新規患者が緊急手術を必要としています。また、戦闘が活発な地域の病院からの緩和患者も増えており、戦争で負傷した患者のためにベッドを空けている状態です。ここ数カ月は、地雷による大けがの患者も増えています。また、国内避難民の治療にも対応しており、依然として薬が必要な状態が続いています。
CAREのスタッフは、病院や医療施設を訪問して、命の危険を感じながらも前線で働いている医師たちを労うとともに、現場からのニーズを吸い上げ、迅速で的確な支援を届けられるように尽力しています。
All images by Roman Yeremenko
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