寄付で支援する はじめての方へ
Facebook
X
Instagram
Youtube

ガザ情勢にかかるケア・インターナショナル事務総長の声明:世界で最も複雑で両極端な状況のひとつであるこの紛争において、すべての当事者に思いやり、人道性、自制を求めます

ジュネーブ時間11日、ソフィア・スプレッチマン事務総長は、以下のとおり、声明を発出しました。

私たちは、イスラエルとガザにおける武力衝突の激化に憂慮しています。この武力衝突は一向に収まる気配を見せず、他の地域にも拡大する危険性があります。罪のない市民に対する残虐行為は、理解を超えています。このままエスカレートが続けば、民間人がすでに支払った代償は、過去数十年間で見たどのようなものよりも大きいものとなるでしょう。

CAREは、1948年からガザで活動しています。 現地の私たちの同僚によれば、同僚とその家族、あるいは他の誰にとっても、現在、安全な避難場所はないといいます。

国際的に合意された関連法が遵守されなければなりません。それには、ガザの人々が安全な水、食糧、医療など基本的な救命必需品にアクセスできるようにすることも含まれます。

ガザ地区の230万人、その半数は子どもたちに対する電気と水の供給の停止は、直ちに解除されなければなりません。ガザ地区内の援助物資はあっという間に枯渇し、水はすでに底をついています。また、病院が最も必要とされる時期に、すでに影響が出ています。

過密な難民キャンプを抱える世界有数の人口密集地であるガザ地区での武力衝突は、民間人に多くの犠牲者を出すことは、これまでの経験からも明らかです。  この地域一帯で武力衝突がエスカレートするスピードは、何よりもまず、明確な逃げ道を持たない人々にとって恐ろしいものです。

世界で最も複雑で両極端な状況のひとつであるこの紛争において、私たちは、すべての当事者に思いやり、人道性、自制を求めます。国際社会とこの地域の指導者の支援を得て、この紛争を緩和することが切実に求められています。 すべての戦争には法律があり、この紛争のすべての当事者はこれを遵守しなければなりません。


関連情報

本件に関するお問い合わせ先

公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
〒171-0031 東京都豊島区目白2-2-1 目白カルチャービル5階
Tel: 03-5950-1335 Fax: 03-5950-1375
Email: info@careintjp.org
ニュース一覧に戻る

最新のニュース

  • 「国際ガールズ・デー」モザンビーク:生理中に水が使えない負担

    「国際ガールズ・デー」モザンビーク:生理中に水が使えない負担

  • ガザ北部にかかる共同声明: 援助団体は、ガザ北部の市民がさらに大量に強制移住させられ、人道的大惨事が劇的にエスカレートすることを警告

    共同声明: 19の援助団体は、ガザ北部の市民がさらに大量に強制移住させられ、人道的大惨事が劇的にエスカレートすることを警告

  • 【10月31日まで】毎月の寄付 新規ご入会/ご増額キャンペーン

    【10/31(木)まで】毎月の寄付 新規ご入会/ご増額キャンペーンを実施しています

  • マーケティング部 個人支援者対応(イベント補助等含む) パートタイム職員を募集します

  • 【正職員】財務・総務担当スタッフ(フルタイム職員(幹部/部長候補))を募集します

あなたのチカラで
女性と女子を支える

最も弱い立場におかれた女性と女子に支援を
届けるために、あなたのサポートが必要です。
月1,000円からのサポーターになりませんか?

寄付について詳しく知る

©︎Juozas Cernius/CARE