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次のパンデミックに備え、医療制度におけるジェンダー平等への投資を促す報告書を公表しました

コロナ以前から、医療制度、特に女性の医療従事者への投資はとても低いものでした。2019年、世界には1,800万人の医療従事者の格差がありました。新型コロナウイルス感染拡大の2年後に、1,500万人が亡くなり、私たちが必要とする保健医療従事者より、少なくとも2,600万人減少しました。この状況下で、将来のパンデミックや、紛争や気候変動など、医療制度への大きなショックに対する備えが著しく不足しています。私たちは、今日のニーズを満たすだけでなく、将来のショックに直面したときに回復力のある医療制度に投資する必要があります。

パンデミックへの備えには、ジェンダー平等、すなわち、すべての医療従事者に対する平等な認識、支援、そして公正な報酬が必要です。世界的に見ると、医療従事者の7割が女性ですが、その仕事の半分は無報酬です。私たちは、このような女性医療従事者を支援するために、もっと努力しなければなりません。コロナ禍における成功のきらめきは、女性医療従事者とそのスキル、そして医療制度における平等へのこれまでの投資の上に築かれたものでした。ジェンダー平等に対するこれまでの投資は、医療制度におけるコロナ対応の一助になりました。投資を拡大することで、次に来る危機に対するより回復力が向上します。

本報告書「ラストマイルの女性たち:コロナ禍で、ジェンダー平等への投資がどのように医療制度を維持してきたのか」は、コロナ禍で20か国から得たケーススタディと教訓に焦点を当てています。次のパンデミックに備え、対応するためには、医療制度におけるジェンダー平等への投資が必要であることを明らかにしています。医療従事者のトレーニングだけでは不十分です。正規の医療制度内で働く医療従事者のみに焦点を当てるだけでは十分ではありません。私たちは、平等のために努力する必要があります。

完全版(英文)
サマリー版(英文)



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〒171-0031 東京都豊島区目白2-2-1 目白カルチャービル5階
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