コロナ禍で迎える2回目の世界人道デー:インドから感謝のメッセージが届きました
8月19日は、国連が定めた「世界人道デー(World Humanitarian Day)」。
2003年のこの日、イラク・バグダッドの国連事務所本部が爆撃され、22名の人道支援関係者が犠牲になり、100名以上が負傷するという痛ましい事件が起きました。
世界人道デーは、世界各地で起きている紛争や自然災害などの人道問題に焦点をあて、支援の輪を広げるとともに、困難な現場で人道支援に携わる人々に思いを寄せるための日です。
コロナ渦で迎える2回目の世界人道デー。
日本では第5波において新規感染者数の増加ペースが衰える気配がなく、若年層におけるワクチン接種の促進が求められています。世界各地のCAREのスタッフも、今、正にワクチンの供給と接種への支援に取り組んでいます。
特に、ポリオ撲滅への取り組みに遡る20年以上のワクチン事業の経験を活かして、公的な医療機関が脆弱な国や地域において、複雑なワクチン輸送の運営や技術指導を行っています。また、見過ごされやすい現場の助産師や衛生ボランティアなどの医療従事者、その多くは女性たち、彼女たちの声をすくい上げています。そして、これまで築き上げた地元のネットワークを活用して、ワクチンについての誤解や偏見などを是正するための啓発活動を行っています。
そして、日本と同様、感染が急拡大しているインドから、これまでの皆さまからのご協力に対する感謝のメッセージが届きました。ぜひご覧ください。
©︎Juozas Cernius/CARE
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