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ネパール ー国際女性デー2024 オンライン写真展「水 x 投資」

満開のからし菜の花のように咲きほこれ
国際女性デーに女性へミモザを贈るという風習は、イタリアから世界に広がりました。ミモザと同じように黄色い花をつけるからし菜の畑でポーズをとるプリヤンカ。演劇を志す俳優の卵は、地元の劇団で女子の権利を描いた劇に取り組み、衛生教育を含むネパールの女子の教育を受ける権利のための啓発活動にも積極的に参加しています。
*からし菜は食用や油をとるためにネパール各地で栽培される一般的な葉物野菜。カレーや炒め物にして食されています。


Walk in Her Shoes ―彼女の身になって歩く
2023年時点で、ネパールの人口の91パーセントが水にアクセスできているものの、そのうち、安全な水にアクセスできているのはわずか25パーセント。私たちは、毎年、国際女性デーに歩く国際協力「Walk in Her Shoes」をスタートし、水汲みのために毎日歩かなければならない女性や女の子たちの身になって歩く、シンプルで健康的なチャリティウォーク・キャンペーンを行っています。


水汲みからの解放
CAREは、ネパールの農村・山岳地帯の先住民であるチェパン族とタマン族のコミュニティで、12,000リットルの貯水池と新しい蛇口を建設。貯水池には柵が設けられ、動物や子どもたちから守るために鍵がかけられています。水が使えるようになったことで、多くの家が養鶏を始め、これにより、収入が増え、家計が少し楽になりました。女性たちはもう、水を汲みに何キロも歩く必要がなくなりました。


コロナ禍の学びを活かす
手洗い ーただ手を洗うだけで病気の感染率は下がり、蔓延を遅らせ、多くの命を救うという劇的な効果があります。私たちはコロナ禍でこの効果を改めて学びました。現在、私たちがネパールで実施している「遠隔地の学校における教室改修支援事業」においてもこの学びを活かし、貯水タンクと生徒用の手洗い場を設置するとともに、手洗いの6つの手順のデモンストレーションを行っています。


れんがを1つひとつ丁寧に積み上げて
ゴルカ地域の女性の建設労働者。この地区は2015年4月25日にネパールで発生した大地震で最も被害が大きかった地域の一つです。CAREは、地震発生直後から、ゴルカを含む最も被害の大きかった地域で、防水シートなどの緊急支援物資を配布したり、家屋の再建に向けて、技術者を雇ったり、建材やそのほか再建にかかる費用に充てるための現金支給を行いました。ネパールでは、れんがを積み直して再構築するのが慣習で、れんがはリサイクルでき復旧費もそう高くありません。CAREは、地域の慣習を尊重しつつ、ネパールがより災害に強い国になるよう、これまでの知見と経験を活かした支援を続けています。


すべての女性には安全に出産する権利がある
ネパール北部の山岳地帯に暮らすミナとその娘。ミナたちの暮らす村は、一番近い保健所まで歩いて2時間、地区病院までは徒歩とバスで3時間かかります。そのため、女性たちは、陣痛が始まっても病院に行こうとはせず、数時間の陣痛と2~3時間の出産では、病院に行く価値はないと思っています。実に、ミナの出産は3日間も続き、合併症も発症したにもかかわらず、助産師もいませんでした。幸いにも、娘は無事に育っています。CAREは、安全な出産に欠かせない安全な水を提供するための衛生設備の設置や、リプロダクティブ・ヘルスや衛生管理についての研修を実施しています。

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公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
〒171-0031 東京都豊島区目白2-2-1 目白カルチャービル5階
Tel: 03-5950-1335 Fax: 03-5950-1375
Email: info@careintjp.org

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