ネパール洪水被災者緊急支援募金|ご協力のお願い

現地時間2026年8月26日午前9時頃、ネパールと中国・チベット自治区との国境付近で大規模な土石流が発生。突如発生した前例のないボテ・コシ川の洪水により、ラスワ郡では壊滅的な被害が発生し、下流のムグリンまで広範囲にわたって警戒警報が発令されました。
洪水は上流のティムレとシャブルベシを襲い、集落、市場、ティムレ税関、水力発電施設、輸送路に被害を及ぼし、トリシュリ川沿いの水位を急速に上昇させ、下流地域の集落にも甚大な被害をもたらしました。
CAREは、即座に現地での支援を開始しています。被災地へのアクセス制限の継続、通信の途絶、二次的な洪水や土砂崩れの恐れもある危機的状況のなか、刻々と変化するニーズに応じ柔軟に対応していきます。
CAREネパールは、緊急支援フェーズの3か月間で22,500人の被災者への支援を届けるために、300万米ドルの資金を必要としています。皆さまからのあたたかいご支援を心よりお願いします。
CAREによる緊急支援
CAREは、活動開始から3か月間の緊急支援として、バグマティ州のラスワ、ヌワコット、ダディンの各郡において被災した世帯に対し、以下の活動を展開します。また、被災者の異なるニーズを把握するため、迅速なジェンダー分析調査を実施します。
支援のフォーカス
CAREは女性、子ども、高齢者、障がい者、女性が世帯主である世帯など、脆弱で社会的に疎外された立場にある人々を優先し、安全かつ包摂的で、それぞれの特定のニーズに応じた支援が行われるよう徹底します。
■女性と女子への支援:
・妊産婦への栄養価の高い食料支援と適切な医療支援
・思春期の女子への生理用品と尊厳キット提供
・安全なシェルターや衛生設備の提供
・性と生殖に関する健康、保護やジェンダーに基づく暴力(GBV)防止に関する情報提供
■子どもたちへの支援:
・栄養価の高い食料支援
・乳幼児向けベビーキットの配布
・子どもにやさしい安全なスペース提供、保護
・心のケア支援としてのカウンセリングやアウトリーチ活動
・思春期の男女を対象とした保護やセーフガード(安全確保)に関する啓発活動
■高齢者や障がいのある方々への支援:
・バリアフリーの避難場所と衛生設備の提供
・年齢や障がいに応じた食料や生活必需品の配布
・適切な医療、移動手段の提供
ネパールにおけるCAREと現地パートナーのこれまでの活動
CAREは1978年に、ネパールで活動を開始した同国初の国際人道支援団体の一つ。40年以上にわたり、CAREネパールは、困難な状況にあるコミュニティと連携し、貧困との闘い、平等の促進、実践的なスキルの指導、そして人々がより良い生活を築けるよう支援してきました。現在、CAREネパールは、ジェンダー、出自、居住地などに基づく貧困や差別の根本原因の解消に取り組んでいます。また、環境変化や自然災害への備えと対応についても、地域社会を支援しています。2025年度、CAREネパールは114万人に支援を届け、その53パーセントを女性と女子が占めました。
また、CAREネパールは、2017年、2018年、2021年の大規模洪水対応や2024年のカブレパランチョーク洪水対応など、洪水、地滑り、地震、その他の自然災害への対応においても、豊富な経験を有しています。被災地での支援活動にあたりCAREは、被災地域において強い存在感とネットワークを持つ経験豊富な現地パートナー団体とも協力して取り組んでいます。
緊急募金へのご協力のお願い
◆クレジットカードでのご寄付の場合
こちらから「今回の寄付」をご選択の上、寄付の使途は「ネパール洪水被災者緊急支援事業」をお選びください。各種クレジットカードをご利用いただけます。
◆郵便局からのご寄付の場合
<口座番号> 00150-4-49006
<加入者名> 公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
*郵便局窓口にて、振込手数料が無料の口座である旨お申し出ください。
*お振込いただく際は、振込み用紙の通信欄に必ず「ネパール洪水(W)」と明記してください。記載がない場合は一般寄付としてお取り扱いいたします。
寄付金については「寄附金控除」の対象となります
ケア・インターナショナル ジャパンは、内閣府より「公益財団法人」としての認定を受けています。これにより、支援者の皆様(個人・法人)からの寄付金については、特定寄付金として、一定の要件の下、税制上の優遇措置が受けられるようになります。
詳細は、寄付金控除のページをご覧ください。
領収書発行を希望する皆さまへ
寄付金控除のお手続きには領収書が必要となります。領収書の発行については以下をご覧ください。
・オンライン寄付の場合:「領収書の送付」の項目にチェックを入れてください。
・郵便局からのご寄付の場合:振込用紙の通信欄に「領収書要」と明記してください。
ご参考|被災状況について
状況は刻々と変化していますが、発生から4日後の8月29日現在、NDRRMA(国家災害リスク削減管理庁)による最新の状況報告では、死者626人、行方不明者2,426人、入院治療中101人、救助者4,451人と発表されています。はるか下流で収容される死者数も増加し続けています。
ラスワ、ヌワコット、ダディンの各郡で約1万世帯が被災しており、政府は、この地域を3か月間、災害危機地域に指定しました。災害管理事務所(DHM)は、さらなる鉄砲水が発生する可能性を予測しており、地域住民の不安と恐怖を増大させています。
DRRMAの報告によると、カトマンズとチベットを結ぶ唯一の陸路であるボテ・コシ~トリシュリ間の回廊において、80の橋梁と約40キロの道路が崩壊。また、複数の水力発電施設や送電施設も被災し、国内の総発電量の約10パーセントに支障をきたしているとされています。被災地の大部分で電気と電話サービスが依然として利用できない状況です。
この地域における大規模災害は、2015年の地震、2025年7月の決壊洪水に続き、ここ10年ほどで3度目になります。
関連情報
■紛争・自然災害への対応
■ネパール大規模洪水・土石流|「CAREパッケージ」を当局に引き渡しました(2026年8月28日) (2026年8月28日)
本件に関するお問い合わせ先
公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
〒171-0031 東京都豊島区目白2-2-1 目白カルチャービル5階
Tel: 03-5950-1335 Fax: 03-5950-1375
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