米大統領選、希望への道すじ

Emily Janoch CAREアメリカ知識管理・学習部長のエッセイ
レバノン在住のハンナは、シリア難民の受け入れを行っています。ただ、難民の受け入れに対する周囲の受け止めは、常に良いわけではありません。ハンナは、「難民の人々は、全てを失い、戦争のために祖国を離れざるを得なくなった人々です。彼らが苦しむのは、これでもう十分だと思いませんか。私たちは、彼らがこれ以上の苦痛を感じる代わりに、手を差し伸べるべきなのではないでしょうか」と訴えます。
難民受け入れを行っているレバノン在住のハンナ

CAREが達成したこととは?
・紛争の減少:ウガンダの女性が率いる緊急支援事業において、民族を超えた女性グループを作りました。彼女らは、コミュニティ内の紛争を乗り越え、民族間の抗争を和解させようとしたのです。「私は、以前は、対立する民族の隣に座ることに違和感を持っていました。ですが、長い間抱えていた恨みが原因となり、多くの人が様々な問題に直面することになっていたのだと気がついたのです。今では、他の民族の人々と当たり前のように関われる自信があります。これは、私自身の中でとても大きな変化です。」
・コミュニティがより平和に:パプアニューギニアでの「BECOMESプロジェクト」では、紛争解決手段の改善が最も重要であるとされました。コミュニティ・グループは、より機能的になってきており、より多くの女性と若者を動員する傾向があるといいます。コンゴ民主共和国の「Tufaidike Woteプロジェクト」では、「コミュニティが平和構築に向かっていると感じる」と答えた人々が、26%増加しました。
・自分の将来に期待する人々の増加:エジプトの「アカウンタビリティへの地域パートナーシップ 」では、事業の開始前は、事業に懐疑的であった人々の多くが、事業実施の様子を見て、「恐怖が改善した」と答えました。また、若者の65%は「サービスが改善した」と答えており、54%は「サービスの提供者と良好な関係を築けている」と答えました。
・社会的弱者の差別の減少:カンボジアの「社会へのアカウンタビリティの枠組みに関する調査」に関わった人々のうち、79%は、「政府がより人々の要求に応じるようになった」と答えました。また、社会的弱者の人々や女性、若者の98%は、サービスの改善あるいは差別の減少に効果を感じています。
問題に取り組んできた方法とは?
・地元組織との協働:コンゴ民主共和国のカトリックの教会は、CAREの性教育授業のための教材を婚前のカウンセリング集会で用いました。このことは、長い目で見るとコミュニティやカップルのためになるでしょう。スリランカでは、地元の紅茶農園の所有者をコミュニティの開発会議に参加させる取り組みが行われました。この取り組みにより、争議解決のための時間を16時間削減することができました。また、ストライキの抑止により、1日あたり13,300ドルの財産を抑えることにつながりました。



