国際女性デー:歩くことで途上国の女性と女子を支援するチャリティウォーク始まります
「国際女性デー」である3月8日から5月31日までの約3か月にわたり、歩く国際協力「Walk in Her Shoes 2021」を開催します。
英語で「in one’s shoes(その人の靴を履く)」とは、その人の立場になるという意味。
「Walk in Her Shoes」は、歩くことが社会貢献につながる「チャリティウォーク」で、途上国の女性や女子たちが水汲みや薪運びのために毎日歩く8,000~10,000歩(約6キロ)の距離を実際に歩いて体感しながら、途上国の人たちが直面する現実と課題を考えようというキャンペーンです。
参加方法は、エントリー費を払って登録し、期間中に、好きな時間に好きな場所で歩き、歩数をウェブサイトから報告したり、写真をSNSからシェアしたりするだけのシンプルなもの。
原則インターネットにアクセスできれば、国内だけではなく海外からもご参加いただけます。
また、参加費は寄付金として、当財団が行っている女性と女子の自立支援活動に役立てられます。 日本各地や海外からのご参加を含め、これまで総勢3,700名の方にご参加いただきました。今年、10周年の節目を迎える「Walk in Her Shoes」は、全国の参加者の方々とともに、「2億7千万歩*」を目指します。
*およそ地球5周分の距離
さらに、10周年特別企画として、キャンペーンに参加し歩数をご報告いただくと「100歩につき1円」が特別協賛企業から寄付されるほか、コロナ禍の中でもオンラインという形を取りながら、様々なウォークイベントの開催を通じて、本キャンペーンをさらに盛り上げる場を提供します。
【参加方法】
■キャンペーン期間:2021年3月8日(月)~同年5月31日(月)
■エントリー費:3,000円
■お申込み:キャンペーン特設サイトまたは郵便振込
■特別協賛:味の素株式会社、花王株式会社、花王ハートポケット倶楽部、
カランマス・セジャトラ社、デロイト トーマツ グループ、日産自動車株式会社、
三菱商事株式会社、ユーロモニターインターナショナル、株式会社YONOHI
■協賛企業:ALLIE、セガサミーホールディングス株式会社、株式会社ナビタイムジャパン、
ミマスクリーンケア株式会社、ミモザガーデン自由ヶ丘、森永乳業株式会社、
ライブラン株式会社
■後 援:公益社団法人ガールスカウト日本連盟、佐呂間町(北海道)、
一般社団法人日本ウオーキング協会、
一般財団法人ユナイテッド・スポーツ・ファウンデーション、UN Women 日本事務所
■ウォーキング・パートナー:AlixPartners、株式会社カスタムライフ、
弁護士法人 兼六法律事務所、株式会社ソニックガーデン、中外製薬労働組合、
デロイト トーマツ グループ、日産自動車株式会社、森乳スマイル倶楽部、
ユーロモニターインターナショナル、リコー社会貢献クラブ・FreeWill
■学生パートナー:国際ボランティア団体APOLLO、国際保健サークルAmin's、
学生団体Infinite Connection、Otro Camino-SDGs OBIRIN、
学生国際協力団体SIVIO 東海支部、学生団体TEHs、横浜国立大学公認ボランティア団体FUN、One Step (50音順)
【歩く写真を送る】
ハッシュタグ「#歩く国際協力」をつけて、InstagramなどSNSで発信・拡散すると、写真1枚につき100円が協賛企業から寄付されます。
【オンラインイベントに参加する】
以下のオンラインイベントを開催します。
・3月8日(⽉)〜3⽉22⽇(⽉):「【九州限定企画】歩く国際協力Walk in Her Shoes 2021 in 九州」
・4月:「途上国の女の子の一日を知る!歩く国際協力バーチャルウォークデー」を開催します。
■詳細情報・お申込みは、キャンペーン特設サイトをご覧ください。
【参考情報】
途上国の女性にまつわる「課題」
世界では、安全な飲み水にアクセスできない人が7.8億人*。中でも特に深刻なサハラ以南のアフリカでは1人1日あたりの水使用量は、わずか平均30リットル未満とされています。特に女性や女子は、より大変な状況におかれています。毎日、家族が必要な食糧や水、そして蒔を調達するために歩きます。アフリカにおいて、その時間は1日平均3時間以上ともいわれています。このため、子どもたちは学校に行けず、また女性たちは例えば家計を助けるために働いたりすることができません。このことが更なる貧困の淵へと家族を追いやり、貧困を慢性化させています。
*出典:UNICEF(June 2019) Progress on household drinking water, sanitation and hygiene, 2000-2017 Special focus on inequalities
「国際女性デー(International Women’s Day)」について
1904年3月8日のアメリカのニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、1975年の国際婦人年において、国連が3月8日を「国際女性デー(International Women's Day)」と制定。国や民族、言語、文化、経済、政治の壁に関係なく、女性がこれまで達成してきた成果を認識するとともに、女性たちの権利やジェンダー平等を広く呼びかけていく日として、毎年、世界中で記念行事が行われています。
昨年度「Walk in Her Shoes 2020」実績報告
2020年で9回目となった「Walk in Her Shoes 2020」。2020年3月8日から5月31日までの約3か月間、国内各地に留まらず海外からもご参加を得て、総勢746名の参加者の皆さまとともに歩むことができました。2019年の総歩数は、目標の1億5千万歩を大幅に超え、258,869,265歩でした。
■参加者の声■
・この活動から私たちが普段何気なく使っている交通機関のありがたさを知れたし、一人一人の一歩が集まることで大きな支援になることを学びました。
・歩く、走るという、好きなことで、貢献することができることが、うれしい。
・1⽇8,000歩を⽬標に歩いて、ただ歩くだけでも楽ではありませんでした。外国では重たい⽔を抱えながら舗装もされてない道を毎⽇毎⽇歩かなくてはならない⼦どもがいて本当に⼤変な事だと思ったし、そういう⼦ども達のために⾃分に出来ることはなにかを考えるきっかけになりました。
©︎Juozas Cernius/CARE
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