生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。

Mozambique

モザンビーク

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モザンビーク

首都
マプト
面積
80.2万平方キロメートル
人口
2,050万人 *1
主要構成民族
マクア・ロムウェ族など約40の部族
宗教
キリスト教、イスラム教、伝統宗教
主要農産物・工業製品
カシューナッツ、小麦、エビ、アルミなど
成人識字率
男性 62%、女性 31% *2
平均寿命
男性41.5歳、女性41.9歳 *3
HIV感染率(15~49歳)
男性13%、女性 19.2% *4
乳児死亡率(1000人あたり)
92人(日本は3人) *5
 
*2 UNFPA(2005年)
*1、3~5 UNFPA(2007年)

モザンビーク共和国(以下、モザンビーク)は、アフリカ大陸南東に位置し、東側はインド洋に面し、南ア、スワジランド、ジンバブエ、ザンビア、マラウイ、タンザニアの6カ国と接しています。首都マプトには、ポルトガル植民地時代の趣を色濃く残す建物が多く見られ、公用語はポルトガル語です。近年は、2500kmにも及ぶ海岸線が生み出す豊かな自然と歴史的文化遺産から、観光地として注目を集めています。

1975年のポルトガルからの独立後、約10年間にわたって内戦が続き、多くの犠牲者と難民を生じさせ、経済も破壊されましたが、農業開発に重点を置いた持続的経済成長と貧困克服を目指した計画が効果を上げ、90年代後半には、平和の定着とともに安定した経済成長を達成しました。しかし、2005年の時点でも人口の約35%が絶対的貧困の状態にあり、2000年以降に続いて発生している洪水や干ばつによる影響は、とりわけこれらの貧困層の生活に大きな打撃を与えています。

HIV/エイズ問題

HIV/エイズ感染率が世界で最も高いと言われるサハラ砂漠以南のアフリカ地域の中でも、モザンビークは15歳から49歳までのHIV感染率がとりわけ高い国の一つです。経済成長とともにHIV感染も拡大しましたが、HIVがモザンビークの経済発展の妨げにすらなると見られており、HIV/エイズ感染の予防と治療の同時進行が強く求められています。モザンビークでは十分な収入が得られにくいことから出稼ぎで南アを訪れた多くの男性がHIVに感染し、モザンビーク内に広がるケースやHIV/エイズに対する知識不足・感染経路についての誤った認識がHIV/エイズまん延の原因になるといったケースなどが見られます。こういったまん延の背景には、保健システムの未整備や保健分野での人員不足などの問題があります。

CAREのモザンビークにおける活動

CAREは、1986年、政府と反政府組織間の紛争によって被害を受けた人々に対する緊急支援を行うため、モザンビークにおいて活動を開始しました。近年は、HIV/エイズ、経済および食糧の安全保障、水管理と衛生、ガバナンスの分野に焦点を当てて、活動を行っています。

HIV/エイズの活動では、出稼ぎ労働者や性産業従事者、若者や低所得の女性などとりわけHIV/エイズの危険にさらされやすい人々に焦点を当てています。HIV/エイズに対する正しい知識、その予防方法や感染経路などについての教育を行うことで感染リスクを減らすとともに、 HIV/エイズに対する偏見や差別を取り除くための活動を行っています。 また、HIV/エイズとともに生きる人々が、医療面・経済面・精神面において必要なサポートを得られるよう、包括的な支援を実施しています。

具体的には、HIV/エイズによって両親を失った孤児が差別的な扱いを受けたり、虐待を受けたりした際に、それらの問題に対処できるようPTAのメンバーに対してトレーニングを実施したり、HIV/エイズによって深刻な影響を受けているコミュニティの経済発展を支援することで子どもたちに与える影響力を軽減するための活動を行っています。また、保健省と協力して、とりわけ感染率の高い北部における被害を受けやすい人々にHIV/エイズの治療とケアが行き届くよう支援しています。さらに、文部省やPTAと連携し、HIV/エイズ予防や女子のほうがHIV/エイズの被害を受けやすいことなどについての意識向上活動を行っています。また、エイズの症状を早期に発見し、さまざまな予防措置をとることができるよう、モザンビークの行政スタッフに対してトレーニングと教育を行うことで、同国の医療システムを支援するプロジェクトも実施しています。

関連情報

CARE in Africa -Mozambique(英語)

ニュースリリース

CARE、モザンビークにおいて栄養失調状態の瀬戸際にある家庭を支援(2009年3月)

スペシャル・リポート


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