生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。

Kenya

ケニア

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写真提供:ケア

(C)CARE
首都
ナイロビ
面積
58万3000平方キロメートル(日本の約1.5倍)
人口
約3,600万人 *1
主要構成民族
キクユ人、ルヒヤ人、カレンジン人、ルオ人ほか
宗教
約80%がキリスト教、その他に伝統宗教、イスラム教
主要農産物・工業製品
コーヒー、紅茶、サイザル麻、花産業など
成人識字率
男性78%、女性70% *2
平均寿命
男性 50.5歳、女性 48.7歳 *3
HIV感染率(15~49歳)
男性4.2%、女性8%(日本は男女ともに0.1%以下) *4
乳児死亡率(1000人あたり)
64人(日本は3人) *5
 
*1~5 UNFPA(2007年)

ケニア共和国(以下ケニア)は、アフリカ大陸の東海岸に位置しています。概して温かく乾燥した気候で、特に北部と北東部は非常に乾燥していて暑い地域です。年に2回雨季があり、標高の高い中央部では、最も雨が多く、比較的冷涼な気候となっています。サバンナには多くの動物が生息しており、16の主要な動物生態系が国立公園、国立保護区、動物保護区として、国や地方自治体によって管理されています。言語は、スワヒリ語と英語が公用語として使われており、また40以上の民族がそれぞれの言語を持っています。

ケニアは1963年に英国から独立 しました。農産物生産が中心の農業国で、農業がGDPの約25%、農家は労働人口の約60%を占めますが、工業化も進んでいます。ここ数年間に、大幅な成長をとげたケニアの経済は東アフリカにおいて最大規模となっていますが、一方で約50%の国民が貧困層に属し、所得上位20%の家計の所得が全体の半数以上を占めるなど、所得格差が深刻な状況です。2007年末の大統領選挙後に暴動が発生し、治安が悪化したため、多くの人たちがキャンプに避難し、農業をはじめとする各種産業への影響も生じています。

自然災害、難民問題

ケニアは自然災害が多い国です。近年、干ばつに頻繁に見舞われるだけでなく、洪水も多く発生しています。ケニア国内には、北東部のダダーブと北西部のカクマの主に二つの難民キャンプに、スーダン、ソマリア、エチオピアなど周辺国からの難民が生活していますが、洪水が難民キャンプを襲うなど、避難生活を送る人々に対する自然災害の影響も出ています。

ケニアにおけるHIV/エイズ問題

ケニアは、アフリカの中でもHIV感染率の高い国の一つで、成人のHIV感染率は約6.4%と推定され、エイズによる年間の死亡者数は約10万人にも上ると見られています。ケニアの農村地域では、エイズ患者である家族の面倒を見ている、家族をエイズで亡くした、孤児となり兄弟だけで生活している、など何らかの形でエイズの影響を受けている家庭が多くあります。ケニア政府は2005年以来、国家HIV・エイズ対策戦略計画に基づき、治療のみでなく、予防と感染者の社会的支援を含む総合的な対策に取り組んでいますが、HIV感染率は依然として高く、感染者の多くが若者たちです。

CAREのケニアにおける活動

CAREは1968年にケニアで活動を始め、以来、保健・教育・小規模経済活動の支援・農業・食糧・緊急支援などさまざまな分野で支援活動を行っています。

貧困問題に対しては、CAREは農家の収入増を図るためのプロジェクトなどで大きな成果をあげてきており、その一例として、現地の農家が市場経済の仕組みを習得して、海外に生産品を売ることができるよう支援を行ってきました。また、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と連携して、ソマリアからの17万人の難民に食糧・シェルター・教育・水の提供を行っています。また、洪水など自然災害による被災者に対する食糧の確保や水・衛生面での支援も行っています。さらに、干ばつの影響が深刻なケニア北東部ガリッサ地区に安全な水を供給するプロジェクトも実施しています。

また、エイズにより一家の稼ぎ手が亡くなり、お年寄りや子どもが取り残されるなど、エイズが貧困層に与える影響は深刻です。CAREでは、エイズで両親を失った子ども、妊婦、お年寄りの女性などが安定した収入を得て生活を継続していくことができるよう支援するとともに、エイズやリプロダクティブ・ヘルスの問題に関する意識を高めるための活動にも取り組んでいます。

関連情報

CARE in Africa -Kenya(英語)

ニュースリリース

ケニア、昨年の選挙後の暴動から1年。現在も公正を求める女性と少女の犠牲者たち(2009年2月23日)

アフリカの角における危機、緊急レベルに (2008年7月2日)

ケニアにおけるCAREのプロジェクトが「ライフ・ボール2008」にて受賞(2008年5月17日)

雨不足により「アフリカの角」に迫る食糧危機。国際社会の早期行動が鍵(2008年4月17日)

CARE、ケニアにおいて大規模な支援活動を展開中(2008年1月24日)

CARE、ケニアにおける和解と安定を求める(2008年1月4日)

スペシャル・リポート


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