生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。

Rwanda

ルワンダ

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写真提供:平成16年 ケア/ピエテルネラ・ピエテルセ

©2004 CARE/Pieternella Pieterse

首都
キガリ
面積
2万6,300平方キロメートル(四国の約1.5倍)
人口
940万人 *1
主要構成民族
940万人 *1
宗教
約80%がキリスト教、その他にイスラム教、伝統宗教など
主要農産物・工業製品
農業(コーヒー、紅茶)
成人識字率
男性71%、女性60% *2
平均寿命
男性43.3歳、女性46.2歳 *3
HIV感染率(15~49歳)
男性2.7%、女性3.4%(日本は男女ともに0.1%以下) *4
乳児死亡率(1000人あたり)
113人(日本は3人) *5
 
*1~5 UNFPA(2007年)

ルワンダ共和国(以下、ルワンダ)は、ウガンダ、タンザニア、ブルンジ、コンゴ民主共和国に囲まれた内陸国で、丘陵が多く、「千の丘の国」と呼ばれます。地形は多様で、南西部には熱帯雨林、東部には熱帯サバンナが広がります。また、気候も地域によって異なり、サバンナでは1年中温暖なのに対し、朝晩の気温が10℃以下になる地域もあります。言語は、首都のキガリや観光地では英語が一般的ですが、英語以外にルワンダ語やフランス語も使われています。

ベルギーから独立後、人口の約80%を占める多数派のフツ族が政権を握り、ツチ族迫害がなされることで、1990年に内戦が勃発しました。1994年には、フツ族過激派によるツチ族とフツ族穏健派の集団虐殺が行われ、多くの人が犠牲となりました。

1994年に新政権が誕生し、以降、和解と民主化が進められています。2000年には、政府は「ヴィジョン2020」という国家の再建や経済発展などに向けた方針を発表し、科学技術教育を強化して人材開発にも力を入れています。政府は、この目標を達成するための政策を着実に進め、近年では6~9%のGDP成長率を維持するなど、成果を出しています。また、ルワンダはグッドガバナンスの模範国として、世界銀行などから高い評価を得ています。

ルワンダの民族対立による内戦

ルワンダの主要構成民族として、フツ族とツチ族がいます。もともとこれらの民族は同じ言語・文化を持ち、民族間の違いは曖昧なもので、古くは「職業階級」を表すものでした。しかし、ベルギーによる植民地時代にこの職業階級が「民族」として制度化され、少数派のツチ族が優遇されました。これを契機に民族間の対立が激しくなり、ベルギーからの独立後にフツ族が政権を握ると、ツチ族に対する迫害がなされ、何十万人もの人々が難民となりました。1990年、国を追い出されていた難民たちはルワンダ愛国戦線(RPF)を結成、ルワンダに武力侵攻し、内戦が勃発しました。1993年には和平合意が成立し、難民の帰還が約束されましたが、1994年にハビャリマナ大統領の飛行機墜落事故による死亡をきっかけとして、フツ族過激派によるツチ族およびフツ族穏健派に対する大虐殺が行われました。この虐殺によって、3カ月間に80~100万人もの犠牲者が生じました。

CAREのルワンダにおける活動

CAREは、1984年から1994年まで、ルワンダにおいて母親に対するヘルス・ケア、森林管理、水と衛生などの分野で活動を行っていました。1994年の大量虐殺の際には、一時的にキガリ事務所を閉鎖せざるを得ませんでしたが、ウガンダ国境地帯から、ルワンダ東部に避難する15万人の難民に対して、また、ブルンジとコンゴ民主共和国(当時のザイール)からは、ルワンダ南西部に避難する12万人の難民に対して、それぞれ救援活動を継続し、シェルター・食糧・生活必需品・水・種子などの提供を行いました。1994年の緊急時には、国内避難民、帰還した人々、貧窮した地域住民など推定150万人もの人々に対する支援を行いました。

現在は、政府官庁や地方行政、NGOなどと連携をとりながら、STD/エイズ予防、水道システムの再建、衛生教育、農林業と持続可能な土地利用管理、女性による農業生産促進などの分野で支援活動を行い、ルワンダの再建・発展をサポートしています。大量虐殺によって引き起こされた社会の激変、レイプ、大量の人口の移動とそれに続く国内避難民・難民キャンプの形成はHIVを広げることにもつながっており、現在、ルワンダでは、エイズの流行が深刻な問題となっています。首都のキガリでは、性交経験のある大人の3分の1がHIVに感染していると言われ、他の地域での感染率の増加も懸念されています。CAREはHIV/エイズ予防のためのプロジェクトを実施し、若者や女性を対象として情報普及や教育、コンドームの配布などを行っています。

関連情報

CARE in Africa -Rwanda(英語)

ニュースリリース

ルワンダからのストーリー(2008年10月)

スペシャル・リポート


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