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農作物の収穫量アップ! -マリア・ゴメスさんのお話し

maria2ndyrs.png マリア・ゴメスさん
エルメラ県アッサベ集落にあるLaubono村は、舗装されていない道路に囲まれ、電気などのインフラが整っていない農村です。

Laubono村は、当財団が実施している「農村地域の生計向上事業」の対象地域の1つです。アッサベでは2016年2月から事業を展開しています。

女性農民グループ「Bui-Aci」のリーダーであるマリア・ゴメスさんは長年にわたってLaubono村に住み、子育てをしながら農業を営んでいます。この地域では、これまで、世帯ごとに家族や家畜のためだけに農業を行っていました。しかし、以前に刈入れした種子の品質が劣っていた、栽培方法が適切でない(耕地が狭すぎる、苗カバーがないなど)、自然災害の影響を受けたなどの様々な原因により農作物の収穫量は減少していました。

この事業では、マリアさんとその友人らでグループを作って農業を行うことになりました。農業技術研修をはじめ、集落の脆弱性対応能力ワークショップ、ジェンダー平等、女性のリーダーシップ研修などの様々な研修に参加してきました。とうもろこしの収穫量が減らないように、事業では各グループのメンバーにドラム缶を供与しました。その結果、次の作付用種子に収穫の一部をドラム缶で保存することができるようになりました。Laubono村の農民たち、特にマリアさんとそのグループ(Bui-Aciグループ)にとって、この事業が大きな変化をもたらしたのです。

「事業を通じて、私たちは皆、チームとして一丸となって働くことができます。自分たちでグループを運営し、計画を立てることができます。より良い農業の実践も目指しています。例えば、良質の種子を選ぶ方法、正しい作付の方法、刈入れの時期、収穫後の保存についてなどです。」

それだけではありません。農民グループのマリアさんとその友人たちは、ジェンダー平等とリーダーシップについて、より理解を深めることができました。

「私たちは、ジェンダー平等やリーダーシップについての理解を深めました。公の場でも、自信をもって自分たちの意見を発信することができます。どうしたらよいリーダーになれるのかも、学んで実践しているところです。」

マリアさんのグループは、15名の女性から構成されています。グループが結成された最初の年は、キャッサバ、さつまいも、ターメリック、玉ねぎのほかに、5kgのとうもろこしと10kgのピーナッツを作付しました。懸命な努力が実り、400kgのとうもろこしと50kgのピーナッツが収穫できました。残念ながらそれ以外の作物については、予測不能な降雨に見舞われ収穫には至りませんでしたが、新しいことに挑戦することができました。

新しい挑戦とは野菜の栽培です。地元の品種よりも大きな赤玉ねぎ、チンゲン菜、レタスなどで、幸い挑戦は成功しました。事業が実施される前は、これら野菜の栽培にはほとんど携わっていませんでした。この新しい経験を経て、農民グループは食糧の確保だけでなく、収入を生み出すこともできたのです。

「多くの研修機会を提供し経験を積ませてくれたこの事業には、本当に感謝しています。今、私たちの農作物は確実に増加し、とても満足しています。」


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